大企業に転職したり、大企業から転職する時にどうすれば後悔なくできるんだろう・・・
転職で成功する方法を知りたい。
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
・大企業に転職して後悔するケース
・大企業から転職して後悔するケース
・大企業のメリットやデメリットを把握して転職
転職にするにしても、思いっきり環境を変えるのって後悔しないのか不安になりますよね。
転職が当たり前の世の中になってきていますが、誰でも転職のさいは不安になるものです。特に初めての転職だと、かなり不安になりますよね。
そんな中でも、会社の規模が変わることに不安を抱く人も多いです。
私も大企業からベンチャーに転職して、規模は数万人→数十人に変わりました。
そんな経験を踏まえて、大企業に転職&大企業から転職で後悔しないための方法を解説していきます。
この記事を読み終えることで、大企業に関した転職で後悔しないコツが分かるはずです。
では、さっそくいきましょう!

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大企業に転職して後悔するケース


まずは、大企業に転職する時に後悔しがちなポイントについて解説していきます。



調整業務
大企業ってやっている仕事規模が大きいので、外から見るとスゴく楽しそうに見えるかもしれません。
ですが、調整業務がとても多いということは頭に入れておきましょう。
- 部署内
- 関係部署
- 上司
- 下請け受けや業務委託業者
種類も多いですし、関連する数もかなり大きくなります。
それの調整やコントロールすることに時間が取られることが多く、実際に自分で何か手を動かして仕事をしたということも少なくなるでしょう。
それが、自分には合わないという人も多いです。
社内政治
大企業で避けて通れないのが、「社内政治」です。
出世することや異動したい部署などなければいいですが、社内の評価を上げていくためには社内政治も並行してやる必要があります。
- 意識的に権力者に近く
- 上司に気に入られる仕事をする
- 上層部が評価する仕事を提案する
などは考えていく必要があります。
大企業だと人が多すぎるので、人事部が評価に関わってくることはほぼありません。
直属の上司や、部長などの評価で全てが決まります。
全国転勤
大企業だと、全国に展開している場合が多いです。
なので部署にもよりますが、基本的には全国で転勤をすることになります。
若い方ならまだいいですが、家庭を持っていると急に飛ばされるのは結構しんどいですよね。
年功序列
時代が変わりつつありますが、まだ大企業では年功序列が当たり前になっています。
役職のポジションは少ないのに、たくさんの立候補者がいるので昇進は待ち行列ができています。
なので、昇進するには相応の時間がかかるということになります。
変化しづらい
変えようとしている大企業も多いですが、やはり保守的になっているところも多いです。
なので、何かを変えようとしても受け入れられないケースも多いですし、進めるにしてもたくさんの承認や調整が必要なので非常に時間がかかります。
その結果、非効率的な習慣が残っていたりすることも多いです。
大企業から転職して後悔するケース


次に、大企業から転職する場合の後悔ポイントを解説してきます。






年収
一概には言えませんが、大企業の方が年収が高く設定されているケースが多いです。
強い実績やスキルがあるのであればOKですが、そうでない場合は年収はどうしても下がりやすくなります。
ある程度の規模で生産性の高い業界であれば昇給なども期待できますが、スタートアップのフェーズであれば昇給幅もそんなに大きくないと考えた方がいいでしょう。
泥臭い現場仕事
大企業だと現場仕事というよりかは、マネジメントや管理に関する業務が多くなります。
逆に小さい企業に転職した場合は、マネージャーポジションだとしても現場の仕事を兼任することも多いです。
自分で手を動かしてスキルなどを身につけるのが好きならいいですが、そうでない場合は後悔するケースも多いでしょう。
社会的信用
大企業だとやはりブランド力が強いので、社会的な信用も得やすいです。
- クレジットカードの審査
- 不動産賃貸の審査
- 融資の審査
など、世の中にはたくさんの社会的な信用における審査があります。
まったく信用されなくなるわけではありませんが、やはり大企業の看板があるかないかでは違いが出てきます。
逆を言えば、会社の看板に甘えるということにもなりますが、ここは人生のフェーズによっても必要かどうかが変わってきますね。
みんなが仕事できるわけでもない
ベンチャー企業とかに行くと「優秀な人が多い」とイメージする人もいるかと思いますが、実はそんなこともありません。
教育や研修体制が整っているわけではないため、自発的に学ばないとなかなか成長することもできません。
なので、割と大雑把に仕事をする人も多いです。大企業からベンチャーに転職すると、そこにイライラしてしまう人もいるかもしれません。
兼務
大器用と違い、規模の小さい会社では人手が足りません。
なので、必然的に仕事を兼務することも多いです。
マーケティングしながらセールスもしたりなど、別の仕事にも積極的に関わっていくことになります。






大企業のメリットやデメリットを把握して転職


大企業に関する転職のポイントを解説してきました。
よくある後悔ポイントは抑えるべきですが、やはり大企業のメリットとデメリットをしっかりと理解して転職する必要があります。



大企業のメリット
大企業のメリットを理解して、そこに自分の希望が入るのかを考えるといいですよ。
上記の記事で解説していますので、ここではざっくりと解説していきます。
大企業のメリット
- 社会的信用
- 年収
- 安定
先ほども解説しましたが、大企業は「社会的信用が高く」、「年収も高く」、「安定」しています。
デメリットはそんなに気にならず、メリットを重要視している場合は大企業に転職することを考えた方がいいでしょう。
大企業のデメリット
次に、大企業のデメリットを解説していきます。
大企業のデメリット
- スキルは身につきにくい
- 社内のストレスが多い
- 変化が遅い
大企業では「スキルが身につきにくく」、「社内関係のストレスが多く」、「変化が遅い」というデメリットも存在します。
先ほどとは逆で、大企業のメリットはそんなに気にならず、デメリットは嫌だと感じる場合は大企業から早く転職した方がいいでしょう。
自分の優先順位を決める
自分のキャリアというものは、絶対的な正解はありません。
必ず、自分で考え自分らしいキャリアを構築していく必要があります。
そのためには、自分の優先順位を明確にする必要があります。
仕事において、何が大事なのかを考えていきましょう。
優先順位の例
- 年収
- 勤務地
- やりがい、働きがい
- 将来性
- 成長
- 自由に働けるか



まとめ:自分の優先順位に合うかどうか
さて、今回は大企業に関する転職の話をしてきました。
簡単に振り返っておきます。
・大企業に転職する人は、実態を理解しておく
・大企業から転職する人も、実態を理解しておく
・大企業にもメリットとデメリットがある
・それが自分に合うのかどうかを見極める
今とは違う環境に転職する際は、同じような環境の転職よりも不安になることが多いです。
なので、実際に転職するなら後悔はしたくないですよね。
焦ってあまり考えずに転職してしまう人もいますが、そうなると転職先でも同じような不満などを持つことも多いです。
方向性が決まれば行動に移すのみですが、方向性や自分の優先順位も決まっていないならいったんストップしましょう。
大企業が自分の働き方に合うのか、中小企業やベンチャーが自分に合うのかをしっかりと考えましょう。
今回は以上!