大企業で働けたのはいいけれど、周りについていけない・・・。このままだと置いていかれる一方で、なんだかとても不安。でも、今の大企業で頑張れる自信もないし・・・。大企業でついていけない時に、どうしたらいいのか知りたい。
でも、大企業に入社できて、
退職までやっていけたのだから、
ポテンシャルは高いのだろう……僕は、大企業の子会社に滑り込んだが、
同期や上司・先輩が優秀すぎて、
まったくついていけない……— まらりん@純ケツを杯に酔いしれる者 (@mararin_ikisugi) September 10, 2020
年功序列。お客様は神様。上司は絶対。若いから休むな。郷入っては言っては郷に従え。下は忍耐。
こんな昔ながらを大事にして変わろうとしない会社も中々ないし、よく生存してるよな?
普通そんなの即倒産だぞ?
地元大手企業だから、倒産しないと楽観視してるんだろうけど…ついていけないな…
— 愚痴の貯蔵庫 (@grayman1745) November 26, 2019
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
・大企業についていけない5つのポイント【問題あり】
・大企業についていけない時の対処法【必見】
・転職して良かった話【大企業についていけない私】
・大企業が全てじゃない【ついていけないとしても】
大企業っていいイメージが大きいですが、働いてみると意外とついていけないなって思うこともありますよね。
私も大企業で働いていましたが、人間関係や仕事も含めついていけないと思うこともたくさんありました。
なので、今回は大企業についていけない時にどうすればいいのかを解説していきます。
前半では大企業についていけないポイントを解説しつつ、後半では大企業についていけない時の対処法を解説していきます。
この記事を読み終えることで、大企業についていけないと行き詰まったところから開放されるはずです。
では、さっそくいきましょう!
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大企業についていけない5つのポイント【問題あり】

大企業はいいイメージがありますが、やはり向き不向きはあります。
実際に大企業で働いてきた経験を踏まえて、大企業についていけない特徴と理由を解説していきます。
- 減点主義
- 社内政治
- 年功序列
- 完全分業
- 優秀な同僚
1. 減点主義
大企業も改革が進んでいるところが多いですが、いまだに減点主義が強い傾向にあります。
- 振られた仕事はできて当たり前
- できなかったら減点
- 自分からの提案もできなかったら減点
みたいな風潮が残っているところも多いのが実情です。
つまり、「いかに失敗しないか」が人事評価などで大事になってきます。
それが故に「ミスしないこと」に意識が向きがちで、なかなか新しいことに挑戦する人も少なくなっているのではないでしょうか。
そういった一面を見て、「これはついていけないな・・・」と思うこともあるかと思います。どうしても保守的になってしまうのは、覚えておきましょう。
2. 社内政治
人数が多いので仕方のないことでもありますが、社内政治は結構強く残っています。社内派閥と言っても良いかもしれません。
実績も大事ですが、大企業にもなってくると直属の上司や権力のある人に気に入られるかも出世の重要な要因になってきます。
結局のところ評価するのは上司ですし、権力の持っている人の一声で決まることが多いです。
私の方が仕事の実績あるのに、なんであの人が出世!?
なんてこともありますが、それだけ社内政治が蔓延っているということです。
仕事をして実績を作り、それが適切に評価されればいいと思う人にとっては、「大企業の社内政治はちょっとな・・・」と感じることもあるのではないでしょうか。
3. 年功序列
社内政治も重要ですが、前提として年功序列の仕組みがあります。
これも時代が変わりつつありますが、現状はまだ年功序列が残っているところが大半です。
何か特別な実績を出さない以上は、年上の人が先に出世していくでしょう。そして、大企業ではその出世待ちの行列ができていることが多いです。
出世待ちの人が、あんなにたくさんいる・・・
果たして、私が出世できるのはいつになるのか・・・
こんなことも、起こりやすくなっています。
役職のポジション数は決まっているのに、毎年何百人も新規で採用しているわけですからそうなってしまいますよね。
4. 完全分業
大企業は組織として完成されているところが多いので、分業がきっちり分けられていることが多いです。
「自分の専門の仕事以外はしたくない」という方にはいい環境ですが、色々チャレンジしたい場合には少しやりにくくなります。
部署異動がなければ、ずっとその仕事のみをやっていくわけですから自分の市場価値もコントロールしにくくなります。希望を出しても、簡単には部署異動させてくれないことも多いですからね。
5. 優秀な同僚
大企業というネームバリューがあると、毎年エリートの優秀な人たちがたくさん入ってきます。
東大、京大出身の人や、海外の有名な大学出身の人もいるでしょう。そうなると、エリート軍団とずっと比較されながら評価されていくことになります。
もう、めっちゃレッドオーシャンです。ただでさえ出世の行列ができているのに、そういった人たちよりも優れた結果を出していく必要があります。







大企業についていけない時の対処法【必見】


大企業にも向き不向きがありますので、大企業についていけないなと思っても仕方のないことです。そういった時の対処法について、解説していきます。
仕事と割り切る
これはあまりおすすめしませんが、「仕事は仕事」と割り切ってしまうこともできます。
よっぽどのミスをしない限り、クビになることもありませんしある程度の給料は毎月入ってきます。特に大企業だと、給料も高いことが多いです。
なので、「ついていけない」と思っても、それを受け入れてそのまま続けていくこともできます。
というか、特に上の世代の人たちはそういった考えの人が多いのではないでしょうか。
これはこれでいいのですが、人生100年時代と言われるようになっているわけですから、そのままずっと仕事をするには少し無理があります。
昔に比べて働く期間がどんどん伸びているので、イヤイヤながら仕事をするには限界があります。
部署異動や出向
現実的な選択肢としては、部署異動や出向をすることです。環境を変えれば、楽しく働ける可能性も出てきます。
大企業は、たくさんの部署とたくさんの子会社があります。部署や子会社によって、雰囲気はまったく違うところもあります。
今の部署でついていけないなと思うのであれば、まずは部署異動や出向を考えてみてはいかがでしょうか。
ただ、部署異動や出向するのは簡単にいくとは限りません。
異動先に空席があるのが条件ですし、ある程度の実績は残しておかないとなかなか申請が通らないこともあります。
自分が抜けた穴を補填できるかも関わってきます。つまりは、そんな簡単に異動ができるわけではないのは頭に入れておきましょう。
転職【大企業についていけないなら】
社内の垣根を超えて、いっそのこと転職してしまうのも有効な手段です。
昔は厳しかったかもしれませんが、今では転職するのが当たり前の時代になっています。
むしろ、一度も転職したことのない人が珍しい時代もまもなくくるんじゃないかと思います。
あとは、転職だと自分の方向性もコントロールしやすいです。
大企業だと部署異動なども通るとは限りませんし、自分の力ではどうすることもできないことも多いです。
つまり、自分のキャリアの方向性が運に左右されるといったことになります。
大企業で我慢しながらくすぶっているぐらいなら、早めに転職も視野に入れてみましょう。
大企業からの転職であれば、転職も比較的有利に進めることができます。
ただ、人気の求人などはすぐになくなってしまうことが多いので、転職エージェントに早めに登録して求人を紹介してもらいましょう。
大企業からの転職におすすめのエージェント(登録無料)
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転職して良かった話【大企業についていけない私】


私も実際に新卒で大企業で働いてきて、「これはついていけないな・・・」と思って最終的にはベンチャー企業に転職しました。
今は楽しく仕事ができていますので、参考までに解説しておきます。
大企業での違和感が尽きない毎日
大企業で働いている時は、なんだか毎日が冴えなかったんですよね・・・
- 無駄な書類作業
- 何事にも承認作業が多い
- 部署同士でのいざこざ
こんなことが多く、この企業にはこれ以上ついていけないなと思ったのを今でも覚えています。ただ、すぐに行動にはうつせずになんとなく過ごす毎日を送っていました。
転職ってありかもと思う
それまでは転職なんて全然考えていなかったのですが、友人が転職していったのを見て「転職もありかもしれない」と思い始めました。
やっぱり、転職ってあんまり良いイメージがなかったんですよね・・・。なんだか、「転職したら負け」みたいなイメージがありました。
ただ、それは自分が悪いとかそういう問題ではなく、単純に大企業で働くことが向いていないんじゃないかなって思い始めたのがきっかけでした。
ベンチャーが自由で楽しい
結局は、AI系のベンチャー企業に転職することになりました。ありがたいことに他にも内定はいただいていましたが、社内の雰囲気と事業内容に惹かれて今の会社に決めました。
もちろん最初はめっちゃ不安でしたが、慣れてくると特に不安などもなく自由に働くことができています。
やっぱり大企業よりもベンチャーの方が私は向いているかなと思います。多分、大企業に戻ることはないんじゃないかな〜とも思います。









大企業が全てじゃない【ついていけないとしても】


私自身も転職してわかったことですが、結局のところ「大企業が全て」ではないです。
会社なんていくらでもある
1つの会社で働くとそこが全てに感じますが、ぶっちゃけ会社なんてたくさんあります。同じ大企業でもたくさんありますし、中小企業であればもっとたくさんあります。
なので、1つの大企業でついていけないからといって、悲観する必要はありません。会社Aではついていけないけど、会社Bではバリバリ仕事をこなす人もいます。
気持ちはわかりますが、別に大企業が全てではありません。他にも、あなたが働きやすい場所はあるはずです。
よくある質問:「キャリアの相談は誰にすればいいですか?」
これはよくある質問ですが、結論としてはキャリアのプロに相談しましょう。よく分からずに、身近な人に相談する人が多いですが無駄なので辞めましょう。
そもそも転職を経験している人や、自分のキャリアを真剣に考えている人なんて少ししかいません。そんな人たちに相談しても、反対されるか無難な回答が返ってくるだけです。
以下のサービスはキャリアのプロが無料で相談に乗ってくれます。相談は無料なので、それぞれ話を聞いて決めるのはありです。
おすすめキャリア支援サービス(相談無料)
ポジウィルキャリア|マンツーマンの手厚いキャリアサポート
※勢いのあるキャリア相談サービス。本人が納得のいくキャリアを構築してくれる。
きづく転職相談|きづきに焦点を当てたコーチング
※「何をすべきなのか」の気づきを与えてくれる新しいコーチングサービス
マジキャリ|マンツーマンのキャリアコーチング
※転職エージェントのサービスもあり、豊富なキャリア知識からアドバイスを受けられる。



まとめ:大企業についていけないなら、別の選択肢を持とう
さて、今回は大企業についていけない場合の対処法について解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・大企業についていけないポイントがある
・ついていけない時は、部署異動なども考える
・転職しても全然OK
・実際に私は転職して、楽しく仕事してます
大企業は誰もが憧れる職場ですし、実際に大きな仕事もあります。
ただ、その分大企業の独特な文化というものもあります。
あなたが悪いとかいうわけではなく、ただその文化に向いているかどうかの話なんじゃないかと思います。
「ついていけない・・・」と思うのは仕方のないことですが、そこから何も行動しないのが一番よくないことです。
もし何もできていないなら、転職エージェントに登録するだけでもやってみましょう。
行動しないと何も変わりません。ぜひ、頑張っていきましょう!
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今回は以上!





