頑張って大企業に入ってみたものの、働くうちにいろいろなことに疲れた・・・。最初は良かったんだけど、やっぱり大企業で働くのは疲れる。でも、何かを変えるのも不安だし、これからどうしたらいいんだろう?大企業に疲れた時にどうすればいいのかが知りたい。
大企業、大病院はぜい肉が多すぎて、変えたくても変わらない。
周りを変えることに疲れたから、私は職場を去ろうかな、、、— 看護師ちひろ (@378F9CEmb2mgEFr) July 27, 2020
本業で、死ぬほど疲れた。
大企業特有の謎の縦割り行政と、権威主義体制から早く抜け出したい。
AIで、保育出来る施設あれば、心おきなく預けて貰えるかな— 🇯🇵獅子王億人🇯🇵🦁 (@nightinbirdsin) February 26, 2019
うわぁ、大企業病だなぁ…
みたいな事例に朝から2つも出くわし、疲れた…
私は大企業からオーナー中小まで経験しているが、やっぱり規模が大きいところは内向きな仕事が多く、それで仕事が遅かったり、また、人材も走りながら調整していく事ができない人が多かったりする印象がある。
— 小室和哉 (@kazuya_komuro) March 22, 2022
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
・大企業に疲れた時の対処法【原点に立ち返りましょう】
・大企業が疲れたと思う理由5選【よくある原因】
・大企業に疲れた私が転職したらハッピーに【実体験】
大企業って憧れられることも多いけど、実際に働いてみると疲れることもたくさんありますよね。
時代は変わりつつありますが、いまだにネームブランドのある大企業は毎年かなり倍率で就活生が競い合っています。
私もその就活生の一人として必死に競争を走ってきたわけですが、大企業での働き方にずっと疑問を持っていました。
- 保守的な姿勢
- やる気のない上司
- 昇進への行列
- 圧倒的な減点主義
- 派閥同士の争い
など疑問に感じる点はどこの大企業でもあると思います。こんな職場環境であと40年ぐらい働いていくとすると疲れちゃいますよね。
なので今回は大企業で働いてきた経験を踏まえて、大企業に疲れた時にどうすればいいのかを解説していきます。
前半では大企業に疲れた時の対処法を解説しつつ、後半では大企業で働くのが疲れる理由なども解説していきます。
この記事を読み終えることで、大企業に疲れた理由と今後の方針が明確になるはずです。
では、さっそくいきましょう!

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大企業に疲れた時の対処法【原点に立ち返る】


結論から言うと、大企業に疲れたなら環境を変えてみましょう。
大企業は良いこともありますが、正直疲れたと思うことも多いです。そのままではダメなので、原点に立ち返って考える必要があります。
大企業にそもそも向いているのか
まず考えなければいけないのが、そもそもあなたは大企業に向いているのかということです。
世の中にはたくさんの企業があり、大企業というのはあくまでもそのごく一部でしかありません。言ってしまえば、大企業に執着する理由なんて意味がないのです。
大企業に疲れてしまっているということは、単純に大企業での働き方が合っていない可能性があります。そこを見極めていきましょう。






大企業の神話は崩壊した
少し補足しておくと、もちろん昔は大企業はとても良かったかもしれません。時代が高度成長でイケイケだったのもありますが
- 終身雇用の保証
- 高い年収
- 強い安定性
- 社会への影響度合い
- ブランド力
など様々な恩恵があったことだと思います。
しかし、時代は変わりました。
日本社会はどんどん豊かになり、モノが溢れかえっているようになりました。そんな時代の中では大企業だと恩恵を受け辛くなってきたわけです。
さらには、人生100年時代とも言われるようになってきました。その中で、自分に合わない環境で働き続けるのが無理があります。
それよりも
- どういう働き方がいいのか
- ワークライフバランスはどうなのか
- どんなことをして人生を終えたいのか
などを多くの人が求めていく時代になってきました。
結局はどんな生き方をしたいのか
今後は地位や名誉などよりも、そもそも自分の一番好きな働き方が何かがどんどん大切になっていくでしょう。そういった時に大切な質問は
「結局、あなたはどんな働き方や生き方をしたいのか?」
ということです。
大企業には、もちろんまだ多くの恩恵があります。ただ、あなたがそれをそもそも求めているのかも考えていく必要があります。
大企業での仕事をしていく中で疲れたと感じているなら、自分には今とは別の道があるのかもしれないと視野を広げて考えていきましょう。
大企業だと第三者からの評判は良いかもしれませんが、あなたがどう思うかは別の話です。






大企業が疲れたと思う理由5選【よくある原因】


どうしたらいいのかを明確にするためにも、まずは原因を理解することが大切です。大企業でよくある疲れた理由について解説します。
- 上司
- 部署異動
- 人間関係
- ルーチンワーク
- スピード感
1. 上司
1つ目は、「上司」です。
どこでもある悩みではありますが、上司との相性が悪いことってありますよね。特に大企業だと、上司をこちらから選ぶなんてことはできません。
そこで相性の悪い上司に当たってしまうと、今後のキャリアがきつくなってきます。
例えば
- まったく仕事のやる気がない上司
- すべてが細かすぎる上司
- 根性論で仕事を進めてくる上司
などがあるでしょう。
働いていく上で、直属の上司はとても大切な存在です。そこを運任せに進んでいくには、かなりストレスや疲れが溜まっていくことは間違いないでしょう。
人間関係は、疲れたと思う原因になることも多いです。
特に大企業だと、独特の人間関係(社内派閥/異常な忖度など)が発生します。






2. 部署異動
2つ目は、「部署異動」です。
部署異動についてもこちらからよほど強く要求しない限りは、大企業では運任せの部署異動になってしまいます。
適性を確認せずに、まったくの未知の部署に異動や出向になるケースも多いです。
自分に適した場所に行けるのであればいいですが、
対人でのコミュニケーションが苦手なのに、営業の部署に移動になった。
毎日怒られてばかりで疲れた・・・
ということもたくさんあります。
大企業の場合、「いつどこの部署にいくのか分からない」という状態が常にあります。独身な人ならまだしも、家庭を持っている場合は余計に疲れることになってしまいます。
転勤の場合は引っ越しは大変ですし、新しい部署で覚えなければならないことも大変です。
個人的な事情は、配慮なんてしてくれません。開いてしまった部分を補填することしか考えられていません。






3. 人間関係
3つ目は、「人間関係」です。
これもどこにでもある悩みですが、大企業の場合は業務が細かく分かれておりたくさんの部署や人とやりとりを行っていく必要があります。
なので自分でどんどん進めていくというよりかは、たくさんの関係者と密にコミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。
ですが、関係者が増えていくたびに仕事を進めていくことが難しくなっていきます。部署ごとにやっていることも違うので、何かをお願いしてもすんなりやってくれるとも限りません。
仕事に集中できずに、円滑に進めるための関係者とのコミュニケーションにばかり時間を取られていると、非常に疲れますしストレスが溜まりますよね。
大企業にもなると社内政治も入ってくるので、お互いが足を引っ張り合うことも発生したりします。



4. ルーチンワーク
4つ目は、「ルーチンワーク」です。
大企業はほぼ完成された組織なので、すでに仕事を進めていくためのマニュアルややり方が整っています。
なので、自分で工夫して考えながら仕事を進めていくというよりかは、マニュアルや以前のやり方に沿って進めていくルーチンワークがどうしても多くなりがちです。
ルーチンワークだけやるのが大好きって人ならいいですが、さすがにルーチンワークばかりだと疲れてしまいますよね。
さらに言えば、そういった仕事はどんどんAIがやっていく時代になっていきます。
そうなると、ルーチンワークだけやってきたような人はほぼスキルがない人材になってしまいます。



5. スピード感
5つ目は、「スピード感」です。
仕事を進めていくのにも、スピード感やリズムが大切になってきます。
仕事を進めているはずなので、なかなか進まずに半年間進捗がない/結果が見えづらいなんてことありませんか。
ある程度の目に見える結果などがないと、仕事に対する達成感が得られづらいです。
大企業の場合だと、何をするにしても複数の承認フローがあります。なので、何をするにしてもスピード感が緩やかに感じることがあるかと思います。
早すぎるのも疲れてしまいますが、遅すぎるのも疲れてしまいます。



大企業に疲れた私が転職した話【実体験】


ここからは私の実体験を踏まえて、どうキャリアを形成していったのかを解説していきます。
大企業病という名の執着
私も大企業病みたいな状態になっており、就活では大企業しか受けずなんとか大企業に入れました。そのあとは、大企業で出世していくことしか考えていませんでした。今思えば、自分で考えているようで周りに流され大企業に執着していたなと思います。
誰よりも残業をしてある程度の評価もされていましたが、ふと電池が切れてしまったんですよね。
毎日が辛い・・・
私は一体何のためにこんなに頑張っているんだろう・・・
大企業に疲れた先の燃え尽き症候群
ぶっちゃけ、やりたくもないことをずっと無理やりやってきたので、電池が切れてしまいなぜか会社に行けなくなってしまいました。
何もする気力もありませんし、会社に行こうとすると漠然とした不安感が襲ってきます。
休職してひたすら布団にこもっていました。
考えを変えた
そこで強制的に自分の今後について、考えざるを得なくなったという感じですね。
いろいろ考えた結果、大企業に執着することなく自分の好きなように生きようと思いました。冷静に考えれば、大企業にこだわる理由もありませんからね。
体も動くようになってからは徐々に転職活動を始めるようになりました。
ベンチャー企業に飛び込む
もちろんいろいろ考えましたが、大企業での働き方がそもそも自分には合っていなかったと薄々は感じていました。
であれば、まだ見たこともないベンチャーの世界で働いてみたいと思って、ベンチャー企業を軸に転職活動をします。
ありがたいことに多くの企業から内定はいただけましたが、結局は以前から興味のあったAI系のベンチャーに入社することになります。
びっくりするぐらい環境が変化
本当にベンチャーと大企業だと、働き方の違いに驚きました。
例えば、
- 経営方針や社長に意見を言える
- フルフレックス&リモートで自由
- 裁量権があり自分で進めていく
などですかね。
でも結果的にはこの働き方が自分にはあっていました。おかげで楽しい仕事生活を遅れることができています。
自分にあった環境を探すことも大事
もちろん全員が全員ベンチャーに向いているとも思いませんし、環境よりも自分でできることに集中することも大切です。
ただ、自発的に環境を変えていくことも大切なんだと今回の経験で学びました。
何度も言いますが、大企業は日本の企業のうちのごく一部でしかありません。そこで疲れた毎日を送っているぐらいなら、思い切って環境を変えていくことをおすすめします。
試しに転職活動してみる
早めに転職エージェントに登録して、どんどん求人を紹介してもらうようにしましょう。
転職エージェントに一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件にポチポチ応募するだけです。
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よくある質問:「キャリアの相談は誰にすればいいですか?」
これはよくある質問ですが、結論としてはキャリアのプロに相談しましょう。よく分からずに、身近な人に相談する人が多いですが無駄なので辞めましょう。
そもそも転職を経験している人や、自分のキャリアを真剣に考えている人なんて少ししかいません。そんな人たちに相談しても、反対されるか無難な回答が返ってくるだけです。
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まとめ:大企業に疲れたのは次のステップの合図
さて、今回は大企業に疲れた時の話をしてきました。簡単に振り返っておきます。
・大企業によくある疲れる理由がある
・大企業病に注意!
・周りに流されるよりも自分がどうなりたいか
・行き詰まった時には環境を変えることも視野に入れよう
大企業と聞くと何もかも良いものと考えてしまいがちですが、実際に働いてみると大企業ならではの疲れてしまうこともたくさんあります。
それを乗り越えていけるならいいですが、無理を続けていてもいつか限界は必ずきます。
一度限界を超えて止まってしまうと、その後に立ち直るまでにどうしても時間がかかってしまいます。
日本では我慢することが美徳みたいな雰囲気がありますが、それは別に強制されるべきことではありません。
環境を変えるのは悪ではありません。
ぜひ、自分らしい人生を歩んでいくためにも、一歩を踏み出してみてください。
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今回は以上!





