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大企業のメリットとデメリットを元大企業勤務の私がリアルに解説!

転勤のメリットとデメリット【チェック】
悩む人
悩む人

大企業って、外からだとすごくよく見えるけど、実際にはどんな感じなんだろう・・・。
不安だし大企業のメリットとデメリットを、働いていた人から話を聞きたい。

 

今回はこんなお悩みに回答していきます。

本記事の内容

・大企業のメリット5選【実体験を踏まえて】
・大企業のデメリット5選【実体験を踏まえて】
・大企業と比べたベンチャーのメリットとデメリット

・自分に合った場所で働く【大企業にもメリットとデメリットがある】

 

「大企業に入れたら、もう人生勝ち組でしょ!」とか考えていませんか?

かつて、私はそう思っていました・・・。「勉強して良い大学に行って、大企業に入社する。」このレールを辿っていけば人生安泰だと。理想の人生を過ごせると。

そう思って、一生懸命勉強して、就活して今の会社に内定を貰いました。時価総額ランキングTOP10に入るような大企業です。でも、はっきり言っておきましょう。

そんなことはないです!

 

大企業病とも言われていますが、私も大企業病で実態を全然把握していませんでした。その結果、ベンチャーに転職したわけです。

なので、今回はあなたが大企業に抱くイメージと実態について、紹介していきます。就活生の方や、入社して間もない人のキャリア形成、転職などのお役に立てれば幸いです。

この記事を読み終えることで、自分が大企業に行った方がいいのかどうかがはっきりとするはずです。

では、さっそくいきましょう!

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大企業のメリット5選【実体験を踏まえて】

大企業のメリット5選【実体験を踏まえて】

ここからは本編である大企業のメリットとデメリットについて、実体験を踏まえて解説していきます!

私が3年間働いてきた中での、メリットだと感じたのは以下の通りです。

  1. 外部からの社会的信用が圧倒的に高い
  2. 福利厚生が充実している
  3. どんな職種でも人が揃っている
  4. 給料が高い
  5. 比較的転職がしやすい

それぞれ説明していきます。

1. 外部からの社会的信用が圧倒的に高い

これはよく言われることですね。例えば、取引先との関係も大企業だからってだけで、話がトントン拍子で進んでいくんですね。

プライベートでも同じです。賃貸を借りる時も、社名を言えば問答無用で貸してくれますし、銀行からの融資などもかなり引っ張りやすいです。

家族や友人からの評価も高いと思います。合コンで言えばきっと効果を実感できるはず。

2. 福利厚生が充実している

これもよく言われることですね。大企業だと、基本的には福利厚生はかなり充実しています。育児休暇や、介護休暇などもしっかりしていますし、立派な権利なので周りもとやかく言うことはありません。

他には一般より安い値段でジムと契約できたり、旅行代や英会話セミナーも安い料金でいくことができます。

これ自体はすごくありがたいですよね。でも何かを購入するたびに、複雑な福利厚生に関するサイトから探すのが面倒で、使っていない人も多いですけどね・・・

3. どんな職種でも人が揃っている

大企業ってほとんどの職種が揃っています。人事、経理、総務、研究、開発、企画、営業、カスタマーサポートなどなど・・・。

どこも人が足りない足りないとは言ってはいますが、業務を回せるだけの人はキチンと配置されています。つまり、誰かが少し休んだところで、問題なく動いていける体制になっています。

自分が休んで旅行とか行きたいと思っても、明らかに業務が回っていなかったら、行きたくても行きづらいですよね。

4. 給料が高い

やはり、給料が高いというのはメリットだと思います。就職する前は「仕事はやりがい重視!」とか考えてましたが、日々のモチベーションを保つ上で、給与はかなりのウェイト占めてきます。

どんなにやりがいのある仕事でも、給料があまりに低ければ、人生を豊かにしていくことは難しいと思います。

仕事楽しいな〜って思っても、月10万円しかもらえなかったら、生活するのに精一杯でそれだけの人生になってしまいます。

5. 比較的、転職がしやすい

転職先で通用するかどうかは別として、ネームバリューのある大企業だと、転職は有利に働くことが多いです。

まあ自分が人事採用だとして、全く無名の企業から応募してきた人と、有名な大企業から応募してきた人のどっちを信用できるかってことですね。

大企業に就職するには倍率が高いので、それをクリアできたという信頼がある訳です。ここの信用を、実力でもぎ取っていくのはなかなか難しいと思います。

 

◯ 大企業→大企業

◯ 大企業→中小、ベンチャー

◯ 中小、ベンチャー→中小、ベンチャー

△ 中小、ベンチャー→大企業

 

大企業→大企業は転職チャンスがありますが、中小企業→大企業はチャンスが少ないと思った方がいいです。

転職している友人も大企業→大企業に転職している人が多いですね。それかベンチャー企業とかも多いです。中小→大企業は友人から話を聞いていてもやはり厳しいものがあります。

つまり、大企業だと転職の選択肢が広いです。あくまでも実績がある前提にはなりますけど。

大企業のデメリット5選【実体験を踏まえて】

大企業のデメリット5選【実体験を踏まえて】

今回はここを強調したいです。大企業で良いことばかりに思えますが、人によっては意外とデメリットも多いのです。

  1. 会社の仕事のルーチン化している
  2. 古い社内体制
  3. 全てにおいて動作が遅い
  4. 社内のストレスが多い
  5. 社内でしか通じないスキルが多い

また、それぞれ説明していきます。

1. 会社の仕事がルーチン化している

これは大企業なので仕方ないことかもしれませんが、部署ごと/グループごとの業務内容の境目がはっきりとしています。

もちろん、そのように整備をしっかりとしておかないと、どの部署が何をすれば良いのかわからないと、複雑になって大変ですよね。

 

さらに、部署内での業務が細分化かつ、マニュアル化されているので、誰でも人並みに業務をこなせるようになっています。

ほぼほぼ、ルーチンワークになっているんですよね。
同じことを同じようにこなすだけ。創造的な仕事なんて、ごく一部の部署か経営者層しか行なっていません。

2. 古い社内体制

大企業であるほど、安定的な経営を行うところが多いです。それは失敗すると影響が大きいからなんですけれども、そのせいで変化が遅く、社内体制がいまだに古いです。

  • 数年前から変わっていない社内システム
  • 紙ベースの事務処理
  • メールか電話しか連絡手段がない
  • 何時間もかかる無駄な事務処理・・・

言い出せばキリがありません。

 

いまだに派閥と言うものが存在したりもします。〇〇大学出身、合併前の〇〇会社出身などですね。そこだけ集まりの飲み会で、平然と同じ社内の違う派閥とかの悪口言ってますからね。

「あそこは〇〇だからダメだ。俺らの派閥が一番で会社を支えている!」とか40、50代のおっさんがそんなしょうもないことを堂々と言ってるんですよ。

あと、無能な人材とか普通にいます。終身雇用制がまだ根付いているので、クビにされる心配がなく、定年まで逃げ切りたい人って結構います。

とにかく、社内体制は昭和のままだと感じることが多いです。

3. 全てにおいて動作が遅い

大企業なので、何をするにも上の承認や、多部署の合意が必要になります。そこの調整などにやたら時間がかかります。

  • 稟議書いて上に申請して
  • 申請内容の説明して
  • 上の人はさらに上の人に承認をもらいにいって
  • 関係部署と打ち合わせ調整して
  • 合意もらって・・・

とにかく、工程が多い!

実際に実施できるようになるまでに数ヶ月かかるとか、平気でありますからね。工程が多いほど時間もかかるし、無駄な作業が多いです。

4. 社内のストレスが多い

社外のお客様からのプレッシャーというのは、ある意味健全なストレスだと思います。最終的にはお客様に提供するのですから、そのお客様からプレッシャーがあるのは当たり前で、クオリティの高い成果物を出すには必要なものだと思います。

しかし、社内のプレッシャーって不健全なストレスなんです。

部署間のいがみ合い、上からの絶対的な指示、マウントの取り合い・・・
お客様に向けて良い成果物を提供するために注力すべきなのに、社内でそれぞれの
思惑が錯綜しています。

 

大企業で人が多いほど、社内のいざこざが多いです。同じ会社なのにみんな敵意むき出しな訳ですね。

あとは、部署ごとの格差がひどいです。窓際族の集まりか?って思うほど、おっさんばかりで誰も仕事せずに委託先に任せっきりという部署があれば、みんなが死んだ顔しながら、夜中までずっと働いている部署もあります。

それで異動はほぼ運なんですよ。まず多部署の本当の内情なんて、わからないし、希望が通るかどうかも上司次第ですからね。ランダムに転職させられているようなものですよ。

 

最後に、大企業は研修制度が充実しているとか言いますけど、そんなことはないですよ。
確かに人事とかが主催している共通的なスキルアップの研修は充実していると思いますが、部署内での研修制度なんてまったく整備されていないです。

極端な例ですが、営業だった人が開発に異動したら、正直最初は何もわからないじゃないですか?だってやったことないですもん。

その人をフォローする体制なんてないです。最初に知識をちゃんと教えるとかはなく、勝手に覚えてくれって感じで放置されるところが多いです。

5. 社内でしか通じないスキルが多い

社内でしか通じないスキルが多いです。

社内システムに精通しているとか、この仕事を上手く進めるにはどこの誰々とかの人脈、社内特有の商品に関する特定の知識・・・

それを身につけたところで、意味ある?って思う訳です。社内での仕事をスムーズに進める方法ばかりに着目していると、結局社内でしか通用しない人材になります。

大企業と比べたベンチャーのメリットとデメリット

大企業と比べたベンチャーのメリットとデメリット

大企業にも、メリットとデメリットがあることを解説してきました。何事も表と裏があるように、大企業でもデメリットは存在します。

次に気になるのが、「じゃあベンチャー企業のメリットとデメリットはどんな感じなのかな?」ということではないでしょうか。

別の記事でまとめておきましたので、気になる方はこちらもお読みください!

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大企業のメリットとデメリットのまとめ

今回は、大企業のメリットとデメリットを実体験を交えて紹介しました。簡単にまとめておきます。

今回の要約

大企業にもデメリットはたくさんある!世間のイメージにとらわれずに、まずは実態を知ることが大事。その上で自身の就職、転職などのキャリアの選択肢を考えよう!

企業って、どこもブラックボックスなところばかりなんですよね。社内の実情も分からないし、どこを調べても中々情報が見つかりません。

 

その中で世間からのイメージだけで判断をすると、入社してからギャップに苦しむことになってしまいます。

エージェントなどを活用して、後悔のないキャリアを構築していきましょう。

今回は以上!

 

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