第二新卒で転職って甘い考えなのかな・・・
周りからも第二新卒での転職は甘いって言われるし、どうしたらいいんだろう。第二新卒の転職って本当に甘い考えなのか知りたい。
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
・【結論】第二新卒の転職は甘いわけではない
・第二新卒の実態【普通の転職よりは甘い】
・第二新卒で転職するメリットとデメリット
・第二新卒で転職成功するポイント【甘い考えは捨てる】
第二新卒での転職が甘い考えと聞いて、不安になることってありますよね。
確かに第二新卒での転職は完全に甘いというわけではありませんが、そもそも転職自体が甘い考えでは失敗してしまいます。
なので、今回は実際に第二新卒で転職した経験を踏まえて、第二新卒の転職は甘い考えなのかを解説していきます。
前半では、第二新卒での転職が甘いのかどうかについて解説しつつ、後半では実際の経験を踏まえて第二新卒の転職のコツを解説していきます。
この記事を読み終えることで、第二新卒の転職で何をすべきなのかわかるはずです。
では、さっそくいきましょう!
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【結論】第二新卒の転職は甘いわけではない

結論から言うと、第二新卒の転職は甘いわけではないが、転職成功することは可能です。
第二新卒に限定して言われることが多いですが、そもそも「転職」自体が甘い考えでは失敗することになります。
転職を甘く見ること自体間違っている
第二新卒だろうが何だろうが、転職を甘く考える時点で間違っています。
転職って大きなライフイベントですし、転職に成功する人は真剣に転職活動をしています。そんな中に「なんとなく」転職しようとしている人がいれば、簡単に転職が決まることなんてありません。
なので、第二新卒以前の話で、転職することを甘く考えてるのはやめておきましょう。
転職における甘い考えはなくす
転職をするにあたって、なんとなく甘い考えを持っている人もいるかと思います。もう、その気持ちは今のうちに捨てておきましょう。
第二新卒の転職の甘い考え
・就活と同じ雰囲気で、転職できると思っている
・仕事の実績がなくても、転職できると思っている
・転職後は、理想の働き方があると思っている
・年収を簡単にあげられると思っている
・自分のやりたい仕事ができると思っている
第二新卒として転職する以上、もう一人前の社会人として見られます。甘い考えを持っていると現実とギャップがあるでしょうし、何より選考中にその甘い考えが見抜かれることがあります。
まだ社会人経験が浅いので仕方ないですが、ぼんやりとするのではなく、しっかりと地に足をつけて考えていきましょう。
真剣にやればキャリアアップは可能
あとで解説しますが、第二新卒の転職は甘いわけじゃないですが、普通の転職よりかは進めやすいものになっています。
なので、甘い考えを捨てて転職をしようとするのであれば、転職することは全然可能です。
甘い考えを持ったまま転職活動しても選考が進みませんし、転職できても後悔することが多いでしょう。

第二新卒の実態【普通の転職よりは甘い】


第二新卒という言葉はありますが、意外とどんな内容なのか知っていることは少ないんじゃないでしょうか。
ここでは、簡単に第二新卒の転職状況を解説しておきます。
既卒と第二新卒の違い
既卒と言われるケースも多いですが、既卒と第二新卒はどこが違うのでしょうか?
簡単に既卒と、第二新卒の違いから解説しておきます。
「既卒」も「第二新卒」と同様に、学校を卒業してから1~3年程度の時期までの人と言われておりますが、高校や大学などを卒業後、一度も社会人経験がないがない人のことを総じて「既卒」と呼ぶ傾向にあります。
出典:エージェントBOX
2008年ごろのリーマンショック以降、「既卒」になることを避け、あえて留年することで次年度に新卒として就職活動を始める方が増えてきました。
そうした背景を鑑みた経団連が新しくつくった制度が「第二新卒」と呼ばれるようになったという意見もあります。
既卒に関しても明確な定義はありませんが、社会人経験の有無が大きな違いとして捉えられています。
3年以内に転職する割合
第二新卒で転職となると、3年以内ぐらいで離職することになります。周りにしている人があまりいなくて不安もありますよね。
ただ、データで見てみると、思ったよりも離職している割合は多いです。
出典:nippon.com
厚生労働省のデータによると、3年以内に離職する割合は約30%ほどになっています。つまりは、3人に1人ぐらい離職している計算になりますね。
こうやって数字で見てみると、意外と多く感じませんか?
なので、不安になるかもしれませんが、思ったよりも第二新卒で転職している人もいるのです。
第二新卒の現実的な転職需要
第二新卒で転職を考える時に気になってくるのが、どれだけ第二新卒に需要があるのかということですよね。
第二新卒の需要の現実は、以下の通りです。
出典:マイナビ転職
マイナビ転職のデータによれば、第二新卒を積極的に採用したいと考えている企業は全体の約60%にもなっていることが分かります。
この数字は年々上昇傾向で、第二新卒の需要は高まってきています。2030年までも第二新卒の重要性が高まるであろうと予測されています。
少子高齢化で、若手の人材がどこも不足しています。このデータからもわかる通り、需要が高いので第二新卒の転職は現実的も可能です。
第二新卒の転職に求められること
では、転職の目線で考えると、第二新卒に求められることは何でしょうか。第二新卒に焦点を当てて解説していきます。
引用元: 厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
厚生労働省のデータによると、第二新卒に求められることのランキングとしては
- 熱意・意欲
- コミュニケーション力
- 協調性
となっています。
基本的には、中途採用ほどスキルや経験を求められているわけでなく、新卒に近いかたちになります。ただ、一つ注意点としては新卒以上に「実務経験」は重視されているということです。
つまり、社会人としての基礎が整っていなかったり、実務経験のある程度の実績がないと評価されづらい場合があります。



第二新卒で転職するメリットとデメリット


3年目までに仕事を辞めるとなると、ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、別にそんなこともありません。
ただ、メリットもあればデメリットもあるので解説していきます。
第二新卒のメリット
第二新卒で転職するメリットは、以下の通りです。
- 第二新卒枠での転職が可能
- 無駄な時間を使わずに済む
- 実績をそこまで問われない
第二新卒枠での転職が可能
新卒から3年以内に転職活動をする場合、第二新卒として扱われることが可能です。今では積極的に第二新卒を採用しているところも多いので、第二新卒の肩書きを使わない手はないでしょう。
無駄な時間を使わずに済む
辞めたいなと思っても、いつまでもダラダラ働いている時間は本当に無駄になってしまいます。20代の時間の使い方は、30代以降のキャリアに繋がってきます。
実績がそこまで問われない
3年目までの転職であれば、厳しく実績を求められることは少ないです。もちろん実績は必要ですが、それよりもポテンシャルで判断されるケースが多いです。
第二新卒のデメリット
第二新卒のデメリットは、以下の通りです。
- 求人は限られてくる
- 早期退職という経歴は残る
- 退職金などがもらえないケースがある
求人は限られてくる
第二新卒の採用はどんどん増えていますが、それでも全ての企業が積極的であるわけではありません。ある程度の求人は限られてくることは、頭に入れておきましょう。
早期退職という経歴は残る
3年目までの転職というのは、一般的には早期退職と見られます。ただ、時代が変わってきており、あまり気にしないケースも増えてきています。特にIT業界などは1年ぐらいで辞める人も多いです。
退職金などがもらえないことがある
これは会社によりますが、場所によっては3年目までの退職だと退職金がもらえないケースがあるようです。
第二新卒で転職成功するポイント【甘い考えは捨てる】


甘い考えを捨てれば、第二新卒で転職することも可能です。
ここでは、その中でも特に重要なポイントを解説しておきます。
自己分析や企業分析を徹底的に
何事も「準備が大事」と言われますが、転職も同じで準備が大切です。
- 自己分析
- 業界、企業分析
この二つは力を入れて、取り組んでおきましょう。
なぜこんなことを言うかというと、何も理解しないまま転職活動を進めて失敗している人が多すぎるからです。
人材紹介事業も運営していますので、たくさんの人とお話しすることが多いです。そんな時に「なぜ転職したいんですか?」と聞くと
うーん、なんとなく今の仕事に不満があるので、転職したいんですよね。
と転職する理由が分かっていないことがあります。
こんな状態では選考に通過することは難しいですし、万が一入社できてもまた同じような不満が出てくるでしょう。
なので、自己分析は妥協せずにやる必要があります。もちろんそこで時間を取られすぎるとよくないですが、ある程度明確になるまでは必ず分析するようにしましょう。



明確な転職ビジョンを持つ
自己分析が終わったのであれば、次は明確に「志望動機」や「転職理由」を言えるようにします。
自己分析がしっかりとできていて、転職する理由が分かっているのであれば、ここはそこまで苦労せずに考えられるはずです。
なんとなく転職しようとしている雰囲気は、絶対に見破られます。あくまでも明確な理由のもと、本気で転職活動をしている雰囲気を作るようにしましょう。
転職サービス/転職エージェントを活用する
自分の力だけでは限界があるので、上手に転職関連のサービスを活用していくようにしましょう。どのサービスも基本的には無料ですし、とても効率的に転職活動ができる内容になっています。
なんか登録するの面倒だし、自分一人でもやっていけるでしょ!
と思うかもしれませんが、転職活動が失敗に終わる確率を上げるだけなのでやめておきましょう。
どれも5分ぐらいで登録できて、登録した後は求人をぽちぽち見ながら、興味のある企業に応募するだけです。
まずは行動しないと、何も変わりません。
行動しつつ、考えていきましょう。
第二新卒におすすめの転職サービス(登録無料)
※大手の転職求人サイト。従来の転職サイトよりも気軽に使える。
転職、求人情報なら業界最大手の【リクナビNEXT】|リクルート提供で圧倒的な求人数
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第二新卒におすすめの転職エージェント(登録無料)
最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。
※第二新卒特化の転職エージェント。手厚いサポートと実績に定評あり。
若手専門のキャリアスタート|マッチング分析で合わない企業は勧めない
まとめ:第二新卒は甘いわけじゃないが転職は可能
さて、今回は第二新卒の転職が甘いのかどうかついて解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・第二新卒の転職は甘いわけじゃないけど可能
・転職で甘い考えは、早めに捨てておく
・第二新卒の特徴を把握しておくのも大事
・実績も大事だけど、しっかりとしたキャリアビジョンを作ろう
第二新卒となると周りに転職している人も少ないし、不安になることがあるかと思います。
ですが、今の仕事に不満があって全力で働けないぐらいなら、さっさと転職してしまった方が今後のためです。
まずは行動 → そして、動きつつ考えましょう。
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今回は以上!





