
「第二新卒って何?」
「第二新卒の年齢って何歳まで?」
第二新卒って何歳までを指すのでしょうか?
仮にその枠で経験外の職種に就いた場合アソシエイと的な働き方が一般的?— ずみ@TV→Digital (@gooner10jw) January 18, 2020
第二新卒て何歳までなのだろう
— m (@VertClairr) October 17, 2019
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
「第二新卒」という言葉がいつの間にか流行ってきましたよね。私も知らずに転職活動をしていたら、いつの間にか第二新卒扱いされていることもありました。
選考が第二新卒に入る場合、基本的には普通の選考と同じです。ですが、少し普通の選考とも異なってくることもあります。前もって押さえておかないと、損することもあるのでしっかりと押さえていきましょう。
前半では第二新卒について解説しつつ、後半では第二新卒の転職での注意点を解説していきます。
この記事を読み終えることで、第二新卒について正しく理解して転職活動を進めることができます。
では、さっそくいきましょう!
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第二新卒の年齢は何歳まで?

さて、結局「第二新卒」の年齢とは何歳までなのでしょうか?
結論から言いますが「20代を指すことが多い」です。少し曖昧な言い方になりますが、現時点で明確な定義というのは決まっていません。
もう少し具体的に言うと、
- 4年制大学卒業: 25~26歳ぐらいまで
- 大学院卒業:27~28歳ぐらいまで
になります。
ただ、明確な年齢は決まっているわけではなく、様々な解釈がされています。それぞれの第二新卒の定義を紹介していきます。
厚生労働省の場合
ここでの「第二新卒者」とは、それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし、特に定義がない場合は、学校(高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院)卒業後、おおむね3年以内の者とした(学校卒業後すぐに就職する新卒者は除く。また、職務経験の有無は問わない)。
引用元: 厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
厚生労働省の定義では、「卒業後、おおむね3年以内の者」であると記載があります。特に4年生大学と決めているわけではないので、あくまでも学校卒業後3年以内といった表現です。
国が発表しているものになるので、一番信憑性が高いと思われます。
マイナビの場合
年齢で言えば、4年制大学卒業から考えると25~26歳ぐらいまでになりますが、第二新卒を募集する企業によっても定義が異なるため一概には言えません。マイナビ転職上では、学校を卒業後3年以内の人材を指しています。
引用元:マイナビ転職
まずは人材業界大手のマイナビでは、第二新卒のことを「学校を卒業後3年以内の人材 」と位置付けています。
高校も含めるのかは不明瞭な感じですが、「4年生大学卒業から考えると」としていることからか考えると、大学卒業をスタートラインにしていることが伺えます。
マイナビジョブス20’sの場合
第二新卒とは?
学校を卒業後1~3年で、転職または就職を志す若年の方々(25歳前後)
※マイナビジョブ20’sは、派遣社員、契約社員として社会人経験のある方や、留学などの何かしらの理由で、遅れて就職活動を始める方も、第二新卒と定義しています。引用元: マイナビジョブス20’s
同じマイナビで20代専門マイナビジョブズ20’sの場合は、25歳前後の社会人と一応に定義しながらも、大学卒業に限らず派遣社員などを含めた幅広い方を「第二新卒」としています。
リクルートの場合
※第二新卒は「最終学歴を修了後、社会人経験3年目までの若手社会人」と定義しています。
引用元: リクルートホールディングス
最終学歴を「修了」としていることから、リクルートでも大学卒業から換算した方を第二新卒と呼んでいるようです。
エン・ジャパンの場合
転職市場における既卒という言葉は、学校を卒業したけれども就職していない人を意味します。同じく第二新卒は、一般的に学校を卒業し就職をした後、数年内に離職し転職活動を行なう若手求職者を指します。また多くの場合、卒業後1~3年程度の求職者に対して、第二新卒と呼ぶようです。大まかですが、卒業後3年程度を第二新卒、20代の方々を総称して若手、と区分することがあります。
出典:エン・ジャパン
エン・ジャパンでは、卒業後1〜3年程度の求職者を第二新卒というように扱っています。卒業後3年以上の場合は「若手」と区分して表現しています。
第二新卒の年齢で転職する場合の要点

第二新卒の年齢までを紹介してきましたが、新卒との違いはどうなるのでしょうか?ここでは第二新卒の注意点について解説していきます。
既卒と第二新卒の違い
既卒と言われるケースも多いですが、既卒と第二新卒はどこが違うのでしょうか?
「既卒」も「第二新卒」と同様に、学校を卒業してから1~3年程度の時期までの人と言われておりますが、高校や大学などを卒業後、一度も社会人経験がないがない人のことを総じて「既卒」と呼ぶ傾向にあります。
2008年ごろのリーマンショック以降、「既卒」になることを避け、あえて留年することで次年度に新卒として就職活動を始める方が増えてきましたが、そうした背景を鑑みた経団連が新しくつくった制度が「第二新卒」と呼ばれるようになったという意見もあります。
既卒に関しても明確な定義はありませんが、社会人経験の有無が大きな違いとして捉えられています。
第二新卒に求められること
では、転職の目線で大切になってくる求められることは何でしょうか。第二新卒に焦点を当てて解説していきます。
引用元: 厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
厚生労働省のデータによると、第二新卒に求められることのランキングとしては
- 熱意・意欲
- コミュニケーション力
- 協調性
となっています。
基本的には、中途採用ほどスキルや経験を求められているわけでなく、新卒に近いかたちになります。ただ、一つ注意点としては新卒以上に「実務経験」は重視されているということです。
つまり、社会人としての基礎が整っていなかったり、実務経験のある程度の実績がないと評価されづらい場合があります。
第二新卒の需要
第二新卒で転職を考える時に気になってくるのが、どれだけ第二新卒に需要があるのかということですよね。
出典:マイナビ転職
2016年のマイナビ転職のデータによれば、第二新卒を積極的に採用したいと考えている企業は全体の約60%にもなっていることが分かります。
この数字は年々上昇傾向で、第二新卒の需要は高まってきています。転職するのであれば、需要が高まっている今がチャンスかもしれません。
第二新卒の年齢でおすすめの転職エージェント

いざ転職をするときに登録しておくべきなのが、転職エージェントです。ここでは第二新卒におすすめのエージェントを解説していきます。
第二新卒エージェントneo

ネオキャリアが提供している第二新卒に特化した「第二新卒エージェントneo」です。18〜28歳の就職/転職支援数は2万人を超えていて、一人当たりのサポート時間も平均8時間となっています。
すべての紹介先は第二新卒エージェントneoの専門アドバイザーが実際に訪問しリサーチしたことがある会社なので、求人広告では伝わらない職場の雰囲気や実際の労働環境などの実像を詳しく教えてくれます。
DYM就職

株式会社DYMが提供している「DYM就職」になります。
経験豊富なキャリアアドバイザーが、一部上場企業、トップベンチャー企業など、厳選した優良企業の中から求職者とのマッチングを考えた上で求人を紹介。
未経験OKの求人も数多く保有しており、親身なサポートで就職率は96%を誇っています。
また、企業と強いパイプを持っているため、第二新卒で正社員経験がない転職者でも書類選考なしで面接を行うことも可能です。
ウズキャリ第二新卒

「ウズキャリ第二新卒」は、株式会社UZUZ(ウズウズ)が運営する、第二新卒に強い転職エージェントです。
一番の特徴は1人あたりの平均サポート時間が20時間という点です。かなり丁寧なサポートを行ってくれます。
2時間の個別カウンセリング後、求人紹介、仕事の選び方、履歴書・職務経歴書作成のアドバイス、面接対策など、すべてのサポートを徹底的に行っています。
数値で見ても内定率が86%、就職後の定着率が93%といった実績があるので、転職を成功させたい第二新卒の方は絶対に登録するべきエージェントです。
第二新卒の年齢は何歳まで?【若い方は必ず読んでおきましょう】のまとめ
今回は第二新卒の年齢や注意点などを解説してきました。簡単にポイントを振り返っておきます。
・第二新卒の定義は学校を卒業して3年以内程度
・第二新卒の需要は高まっている
・転職を考えるならエージェントを使い倒そう
全体的に、昔よりは転職しやすい雰囲気になってきていますし、第二新卒の需要も高まっています。今の会社で頑張るのもいいことですが、転職をすることでより活躍できる可能性もあります。
自分のキャリアを考えながら、方向を見定めてキャリアアップをしていくようにしましょう。




今回は以上!