第二新卒で転職しようと思っているけど、どうすればいいのか分からない・・・
本当に転職できるのかな?転職に失敗するのも怖いし、第二新卒の転職がうまくいくような方法を知りたい。
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
・【結論】第二新卒の転職で失敗する原因5選
・第二新卒で転職失敗しないために特徴を知る
・第二新卒で転職に失敗しないためのコツ
第二新卒だと、初めての転職の場合が多いので失敗するかもと不安になりますよね。
私も不安で仕方ありませんでしたが、最終的には何個も内定をもらうことができ、今では楽しく仕事ができています。
なので、今回は第二新卒の転職に失敗しないためのポイントを解説していきます。
前半では第二新卒の転職でよくある失敗の原因を解説しつつ、後半では実体験を踏まえながら第二新卒の転職のコツを解説していきます。
この記事を読み終えることで、第二新卒の転職で失敗する確率を減らすことができます。
では、さっそくいきましょう!
見たい場所へジャンプ
【結論】第二新卒の転職で失敗する原因5選

結論から言っていくと、失敗する原因はほぼ決まっているので、それを排除しておきましょう。
必ずそうというわけではありませんが、第二新卒の転職で失敗する人の原因はほぼ決まっています。
1. 転職意欲が低い
そもそもの問題ですが「転職意欲が低い」のであれば、転職に失敗する確率が高まることになります。
たくさんの人とキャリアカウンセリングをしてきましたが、口では「転職したい」と言いつつも、実際は意欲が低くて何も行動しないって人が本当に多いです。
転職は人生の大きなイベントですし、内定をもらえる人は本気で転職活動を行っている人です。
希望の3社ぐらいに応募したんですが、書類選考もなかなか通らないですし、面接で落ちてしまったんです・・・
モチベーションも落ちてしまって、どうしたらいいんでしょうか・・・
って方もいらっしゃいますが、正直3社しか受けていない段階で落ち込んでいても仕方ありません。
初めての転職活動なら、なおさらやり方がわからないので、落とされることもたくさんあります。転職意欲が高い人なら、10社でも50社でも応募をしています。
選考に落とされてテンションが下がるのは分かりますが、転職は結局
内定数 = 応募件数 ✖️ 通過率
というシンプルな数式になります。
通過率は応募していくうちに慣れてくるので、まずは応募件数の母数を増やしていかないと、内定をもらうこともできません。
面接でうまく話すのが苦手という方であれば、なおのことたくさんの応募をする必要があります。
まずはたくさん打席に立って、バットを振らないと何も始まりません。
2. 就活と同じと考えている
就活を最近までしていたので、転職も就活を同じ感じだと勘違いしているケースがあります。
もちろん同じ部分もありますが、「就活 ≠ 転職」と考えていくようにしておきましょう。
簡単に、転職と就活の違いを載せておきます。
【転職と就活の違い】
・求人は時期やタイミングによる
・採用枠は多くても数名程度
・ビジネス経験や基礎がある前提
・仕事の実績を提示する必要がある
・なぜ転職するのかを強く問われる
・決まった時期に求人が出る
・採用枠は数十人〜数百人
・ビジネス経験や基礎がない前提
・仕事の実績を提示する必要はない
・なぜ就活するのかはあまり問われない
まだまだありますが、ざっくりとはこんな感じに違いがあります。
なので、「就活の延長線上かな」と思うのではなく、ちゃんと切り替えて転職モードにしておく必要があります。
志望動機や熱意だけでは選考に通過することはできませんので、しっかりと仕事の実績も論理的に話せるようにしておきましょう。
3. 自己分析が弱い
自己分析が弱い場合も、第二新卒の転職では失敗に働くことが多いです。
就活だと働いたこともなかったので、志望動機ややりたい仕事がなどがふんわりしていても、論理的な中身であれば問題ありませんでした。
ただ、転職活動だとそうもいきません。数年だとしてもちゃんと仕事をしているわけですから、志望動機や転職理由については現実的な内容になっていないといけません。
なので、自己分析はしっかりとやっておくようにしましょう。ここを怠ってしまうと、志望動機や転職理由が安定せずに、「なんとなく転職活動をしているのかな?」と思われても仕方ありません。
また自己分析を怠っていると、転職できたとしても結局は同じような不満を抱いたり、思っていた感じと違ったということにも繋がります。
よく考えると、当たり前ですよね。
- 自分の興味のあるものは何か
- チャレンジしてみたい仕事は何か
- 将来的にどんなことをしてみたいのか
- どんな働き方が理想なのか
- 自分に向いているものや、得意なものは何か
ここら辺を知っているのと知らないのとでは、天と地ほど差があります。
うまく自己分析ができない場合は、リクナビNEXTのグッドポイント診断が便利ですので活用してみてくださいね。
4. 早期退職を甘く考えている
「第二新卒」という言葉があるので甘く考えている人もいますが、簡単に言ってしまえば「早期退職」になります。
それを絶対に忘れないようにしておきましょう。どんなに綺麗な言葉があっても、結局は他の人よりも早く退職を選んだということになります。
つまりは、「この人はうちの会社でも早期退職するのでは?」を気にされているということです。
ここを理解せずに今の職場の不満などを伝えると、「うちの会社でも同じような不満が出て、すぐに辞めるかも」と思われます。
なので、今の職場に不満があったとしてもそれをネガティブではなくポジティブに伝えることで、「次は早期退職にはなりませんよ」という意思を伝えて安心してもらう必要があります。
私も採用面接をする時が多いですが、前職の不満ばかり言う人はどんなに実績があっても積極的に採用したいなという気持ちにはなれません・・・

5. ビジネス基礎が身に付いていない
第二新卒であまり仕事の実績が問われないとしても、最低限のビジネススキルやマナーは求められます。
ビジネススキルやマナーが身に付いていないのであれば、第二新卒よりも新卒を採用したほうが楽ですからね。
なので、大きな仕事の実績を作る必要はないですが、小さくても絶対に仕事の実績を作るようにしましょう。
あとはその実績を、うまく表現する必要もあります。
取るに足らない実績だとしても、どう伝えるのかで相手側の印象はかなり変わってきます。
「自分のこの実績は、御社のここに役立てられる」という言い方ができればGoodですね。
第二新卒で転職失敗しないために特徴を知る


第二新卒という言葉はありますが、意外とどんな内容なのか知っていることは少ないんじゃないでしょうか。
ここでは、簡単に第二新卒の転職状況を解説しておきます。
既卒と第二新卒の違い
既卒と言われるケースも多いですが、既卒と第二新卒はどこが違うのでしょうか?
簡単に既卒と、第二新卒の違いから解説しておきます。
「既卒」も「第二新卒」と同様に、学校を卒業してから1~3年程度の時期までの人と言われておりますが、高校や大学などを卒業後、一度も社会人経験がないがない人のことを総じて「既卒」と呼ぶ傾向にあります。
2008年ごろのリーマンショック以降、「既卒」になることを避け、あえて留年することで次年度に新卒として就職活動を始める方が増えてきました。
そうした背景を鑑みた経団連が新しくつくった制度が「第二新卒」と呼ばれるようになったという意見もあります。
既卒に関しても明確な定義はありませんが、社会人経験の有無が大きな違いとして捉えられています。
第二新卒の現実的な転職需要
第二新卒で転職を考える時に気になってくるのが、どれだけ第二新卒に需要があるのかということですよね。
第二新卒の需要の現実は、以下の通りです。
出典:マイナビ転職
マイナビ転職のデータによれば、第二新卒を積極的に採用したいと考えている企業は全体の約60%にもなっていることが分かります。
この数字は年々上昇傾向で、第二新卒の需要は高まってきています。2030年までも第二新卒の重要性が高まるであろうと予測されています。
少子高齢化で、若手の人材がどこも不足しています。このデータからもわかる通り、需要が高いので第二新卒の転職は現実的も可能です。
第二新卒の転職に求められること
では、転職の目線で考えると、第二新卒に求められることは何でしょうか。第二新卒に焦点を当てて解説していきます。
引用元: 厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
厚生労働省のデータによると、第二新卒に求められることのランキングとしては
- 熱意・意欲
- コミュニケーション力
- 協調性
となっています。
基本的には、中途採用ほどスキルや経験を求められているわけでなく、新卒に近いかたちになります。ただ、一つ注意点としては新卒以上に「実務経験」は重視されているということです。
つまり、社会人としての基礎が整っていなかったり、実務経験のある程度の実績がないと評価されづらい場合があります。



第二新卒の転職に失敗しないためのコツ


第二新卒の転職で失敗しないためには、よくある失敗する原因を押さえておけばOKです。
ここでは補足的な、第二新卒の転職に失敗しないためのポイントを解説していきます。
明確なキャリアビジョンを持つ
完璧を求める必要はないですが、ある程度明確なキャリアビジョンを持つ必要はあります。特に第二新卒の場合は実績も少ないケースが多いので、より明確な転職理由などが必要になってきます。
わざわざ早期退職するわけですから、何からしらの明確な理由があったほうが面接官も安心しやすいです。
なので、まずは自分のキャリアビジョンを描いてみましょう。
キャリアビジョンの例
・エンジニアになって、健康関係のサービスをリリースしたい
・このまま営業を極めて、どこにでも欲しがられるセールスマンになりたい
・マーケティングの実務経験を積んで、最終的には独立したい
など、人によってキャリアビジョンは異なってくるでしょう。
大事なのは立派な中身というよりも、自分が「将来的にどうなりたいか」が一番大切です。いつの間にか世間体を気にして、無難な目標にしていることもあります。
ぜひ、周りの目は気にせずに、自分の将来を思い描いてみてください。
ここが明確になってくると、必然的に転職理由や志望動機もはっきりとしてきます。






転職サービスや転職エージェントを上手く活用する
自分で転職を進めてもOKなのですが、効率が悪いですし一人だとどうしても限界があります。
なので、積極的に転職サービスや転職エージェントを活用していきましょう。私もそうですが、転職成功できる人はほとんど転職サービスや転職エージェントを上手く活用しています。
転職サービスに登録することで効率的に求人を探せますし、スカウト機能を活用すれば勝手に企業側からアプローチしてくれます。
転職エージェントも無料でキャリアに関する相談を聞いてくれますし、そのヒアリング内容に沿った求人の紹介もしてくれます。
第二新卒におすすめの転職サービス(登録無料)
※大手の転職求人サイト。従来の転職サイトよりも気軽に使える。
転職、求人情報なら業界最大手の【リクナビNEXT】|リクルート提供で圧倒的な求人数
※業界最大手の転職求人サイト。グッドポイント診断での自己分析が便利。
※業界最大手のスカウト型転職サービス。希少で年収高めの求人が魅力。
第二新卒におすすめの転職エージェント(登録無料)
最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。
※第二新卒特化の転職エージェント。手厚いサポートと実績に定評あり。
若手専門のキャリアスタート|マッチング分析で合わない企業は勧めない






まとめ:第二新卒で転職に失敗するポイントを理解
さて、今回は第二新卒で転職に失敗するポイントを解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・第二新卒の転職に失敗する原因を押さえておく
・第二新卒の需要は高まっている
・第二新卒特有の見られ方がある
・明確なキャリアビジョンがないと何も始まらない
・転職サービスや転職エージェントを上手く活用する
第二新卒の転職だと不安もたくさんあると思いますが、しっかりと見極めていけば自分が納得できる転職ができます。
それよりも「自分なんか・・・」と思って何もしないことの方が、とても勿体ないのかなと思います。
せっかくの長い人生ですから、積極的に行動して自分のなりのベストな働き方を追求してみましょう。
第二新卒におすすめの転職サービス(登録無料)
※大手の転職求人サイト。従来の転職サイトよりも気軽に使える。
転職、求人情報なら業界最大手の【リクナビNEXT】|リクルート提供で圧倒的な求人数
※業界最大手の転職求人サイト。グッドポイント診断での自己分析が便利。
※業界最大手のスカウト型転職サービス。希少で年収高めの求人が魅力。
第二新卒におすすめの転職エージェント(登録無料)
最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。
※第二新卒特化の転職エージェント。手厚いサポートと実績に定評あり。
若手専門のキャリアスタート|マッチング分析で合わない企業は勧めない
今回は以上!


