
「第二新卒の場合、退職理由をどうすればいいのか知りたい」
「このまま選考に進むのが不安・・・」
第二新卒の転職は嫌というほど
・転職理由
・退職理由
を聞かれますよ。これは間違いないです。
そして面接ではこの2つに加えて
“うちで活躍できそうか?”
って事が一致していれば内定がもらえる。自分は転職できると思っている人が多いけど、気をつけた方が良いですね😇
— のぶ | 新卒社長2.0 (@ShimaNobuaki) February 9, 2020
第二新卒だと、面接の伝え方次第で全然転職できるところが強み。新卒採用だと学歴とか学業以外の活動とか謎の部分見られるけど、第二新卒は単純に「明確な退職理由」からの「明確な志望動機」が語れれば受かる。自分は新卒就活は全然だったけど第二新卒の面接は10回以上して全部選考通過できた。
— まっつん@転職垢 (@Nito_8meta1) November 5, 2019
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
・第二新卒の退職理由のポイント
・第二新卒に求められるもの
・おすすめの転職エージェント
「第二新卒」という言葉がいつの間にか流行ってきましたよね。以前は新卒採用か中途採用といった枠組みしかありませんでしたが、人材不足ということもあり第二新卒という採用枠も増えてきました。
私も知らずに転職活動をしていたら、いつの間にか第二新卒扱いされていることもありました。
選考が第二新卒に入る場合、基本的には普通の選考と同じです。ですが、少し普通の選考とも異なってくることもあります。前もって押さえておかないと、損することもあるのでしっかりと押さえていきましょう。
前半では第二新卒の退職理由のポイントについて解説しつつ、後半では第二新卒に求められているものを解説していきます。
この記事を読み終えることで、第二新卒の退職理由をうまく伝えることができるようになるはずです。
第二新卒の年齢を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

では、さっそくいきましょう!
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第二新卒の退職理由のポイント


新卒や中途採用と第二新卒では、注意するポイントも少し異なってきます。その部分について解説していきます。
ポジティブな表現
退職理由はネガティブになりがちですが、できる限りポジティブに言い換えて伝えるようにしましょう。特に第二新卒の場合は意識した方がいいです。
例えば
- 人間関係が良好でない
- 労働時間が長すぎる
- 給与に不満
- やりたい仕事ができない
などあったとしても
- 個人プレーよりもチームプレーで成長したい
- 生産性を上げる働き方をしたい
- 自分のスキルや経験を磨き、市場価値を上げたい
- 新しい経験をしながら成長したい
などのポジティブな表現に変えるようにしましょう。
気持ちは分かりますが、ネガティブな伝え方をしてしまっても面接官に「不満を抱きやすい人なのか?」「うちでも将来的には同じ不満を持つのでは?」と思われても仕方ありません。
特に第二新卒の場合は他と比べると短期での離職になるので、ポジティブな表現は意識するようにしましょう。
一貫性
ポジティブな退職理由を伝えたとしても、志望動機などの他の回答との一貫性がないと「適当に言っているだけなのか?」「軸がないのか?」と思われてしまいます。
ただ、退職理由を考えるだけでなく、他の回答との一貫性を保てるように準備しておきましょう。
ある程度のテンプレなどは用意していいと思いますが、大切なのは自分をしっかりと分析して理解し、軸や価値観を明確にしておくことです。
ここを明確にしておかないと、応募した企業と本当に相性がいいのか分かりませんし、予想外の質問にうまく答えることができません。
自分でうまくできない場合は、リクナビのグッドポイント診断をやってみましょう。無料で自分への理解を深めることができます。
短期離職の納得感
第二新卒は良いように言われてますが、言い換えてしまえばただの短期離職です。
「頑張って入った会社を、なぜ短期で退職するのか?」
ここを明確にしないと、面接官に納得感を持ってもらえません。ただなんとなく会社が合わなかったでは話になりません。短期離職をするだけの理由をしっかりと考えましょう。
その理由については客観的に理解しやすいものや、具体的なエピソードがあるとなお良いです。


熱意

あとで詳しく解説しますが第二新卒の場合、中途採用と比べるとスキルや経験は重視にくい傾向にあります。
3年ほどで転職活動をしているわけですから、10年働いてきた人と同じようなスキルや経験を期待するのはさすがに難しいですよね。なので、スキルや経験も大切ですが、仕事や会社への熱意は積極的に表現した方がいいです。
新卒ほどではありませんが、まだ熱意や意欲で評価される段階です。自分の求めている仕事や、将来的にどんなキャリアを考えているのかを、熱意を持って簡潔に伝えましょう。
・第二新卒は言ってしまえば短期離職。
・あえて短期離職をするわけなので、その部分に納得できるような明確な理由が必要
・理由は必ずポジティブに伝えよう。
第二新卒に求められているものは何か?
第二新卒の退職理由のポイントを紹介してきましたが、新卒との違いはどうなるのでしょうか?ここでは第二新卒に何を求めているのかについて解説していきます。
既卒と第二新卒の違い
既卒と言われるケースも多いですが、既卒と第二新卒はどこが違うのでしょうか?
「既卒」も「第二新卒」と同様に、学校を卒業してから1~3年程度の時期までの人と言われておりますが、高校や大学などを卒業後、一度も社会人経験がないがない人のことを総じて「既卒」と呼ぶ傾向にあります。
2008年ごろのリーマンショック以降、「既卒」になることを避け、あえて留年することで次年度に新卒として就職活動を始める方が増えてきましたが、そうした背景を鑑みた経団連が新しくつくった制度が「第二新卒」と呼ばれるようになったという意見もあります。
既卒に関しても明確な定義はありませんが、社会人経験の有無が大きな違いとして捉えられています。
第二新卒に求められること
では、転職の目線で大切になってくる求められることは何でしょうか。第二新卒に焦点を当てて解説していきます。
引用元: 厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状
厚生労働省のデータによると、第二新卒に求められることのランキングとしては
- 熱意・意欲
- コミュニケーション力
- 協調性
となっています。
基本的には、中途採用ほどスキルや経験を求められているわけでなく、新卒に近いかたちになります。ただ、一つ注意点としては新卒以上に「実務経験」は重視されているということです。
つまり、社会人としての基礎が整っていなかったり、実務経験のある程度の実績がないと評価されづらい場合があります。
第二新卒の需要
第二新卒で転職を考える時に気になってくるのが、どれだけ第二新卒に需要があるのかということですよね。
出典:マイナビ転職
2016年のマイナビ転職のデータによれば、第二新卒を積極的に採用したいと考えている企業は全体の約60%にもなっていることが分かります。
この数字は年々上昇傾向で、第二新卒の需要は高まってきています。転職するのであれば、需要が高まっている今がチャンスかもしれません。
第二新卒におすすめの転職エージェント


いざ転職をするときに登録しておくべきなのが、転職エージェントです。ここでは第二新卒におすすめのエージェントを解説していきます。
第二新卒エージェントneo


ネオキャリアが提供している第二新卒に特化した「
すべての紹介先は第二新卒エージェントneoの専門アドバイザーが実際に訪問しリサーチしたことがある会社なので、求人広告では伝わらない職場の雰囲気や実際の労働環境などの実像を詳しく教えてくれます。
DYM就職


株式会社DYMが提供している「
経験豊富なキャリアアドバイザーが、一部上場企業、トップベンチャー企業など、厳選した優良企業の中から求職者とのマッチングを考えた上で求人を紹介。
未経験OKの求人も数多く保有しており、親身なサポートで就職率は96%を誇っています。
また、企業と強いパイプを持っているため、第二新卒で正社員経験がない転職者でも書類選考なしで面接を行うことも可能です。
ウズキャリ第二新卒


「
一番の特徴は1人あたりの平均サポート時間が20時間という点です。かなり丁寧なサポートを行ってくれます。
2時間の個別カウンセリング後、求人紹介、仕事の選び方、履歴書・職務経歴書作成のアドバイス、面接対策など、すべてのサポートを徹底的に行っています。
数値で見ても内定率が86%、就職後の定着率が93%といった実績があるので、転職を成功させたい第二新卒の方におすすめのエージェントです。
第二新卒の退職理由はそれで大丈夫?うまく伝える方法を解説!のまとめ
さて、今回は第二新卒の退職理由について解説してきました。退職理由はどうしてもネガティブな理由になってしまいがちですが、できる限りポジティブで納得感のあるものにしましょう。
早く転職したいという気持ちの人もいるかもしれませんが、退職理由に納得感がなかったり一貫性がないのであれば、転職を踏みとどまるというのも一つの選択肢です。
自分に嘘をつくことなく、ポジティブな理由で転職を考えているならきっとうまくいきます。ただ、自分に嘘をついたりネガティブな理由しかないのであれば、転職は難航しますし、転職先でも同じような不満を抱いてしまうかもしれません。
今一度、自分の退職理由を見つめ直して、納得のいく転職を行っていきましょう。






今回は以上!