
「面接で何を聞かれるのか不安・・・」
「でも、即興で答えられる自信ない・・・」
「どの質問対策をすればいいんだろう・・・」
今回はこんなお悩みを解決していきます。
なぜなら、私は50社以上応募してきていやというほど面接を繰り返してきましたから、面接で聞かれることは理解しています。
【この記事を書いた人】
前半では転職の面接で聞かれやすい質問をランキング形式で解説しつつ、後半では番外編の質問内容を解説していきます。
この記事を読み終えることで、面接の質問対策のどこに力を入れればいいのかが理解でき、面接通過率が高まることが期待できます。
質問内容よりも面接のコツが知りたい方は、別の記事で解説していますので、ぜひお読みください。
では、早速いきましょう!
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転職の面接で聞かれることのランキング一覧【これだけは押さえておきましょう】

早速ランキング形式で、絶対に押さえておいた方がいい質問を解説していきます。
5.強みと弱み
第5位は「強みと弱み」です。
詳細は別の記事で詳しく解説していますので、まだ読んでいない方はお読みください。
例えば、
- あなたの強みは何ですか?
- あなたの弱みは何ですか?
- 周りからどんな人物だと言われますか?
- 弱みをどうカバーしましたか?
などですね。
ざっくりと解説すると、面接官は強みは当社で活かせそうで、弱みは許容できる内容なのかを見ています。例えば営業職に応募しているのに、強みが「統計分析力」と言われても少し軸がズレていますよね。
強みと弱みの自己分析を行い、何個か話を用意しておいて、適切な内容を話せるようにしておきましょう。
自分の強みと弱みがなかなか分からないという方は、リクナビネクストのグッドポイント診断が無料でできておすすめです。
4.将来のキャリアビジョン
第4位は「将来のキャリアビジョン」です。
例えば、
- 3年後、5年後にはどんな姿でいたいのか?
- 将来的な夢や目標は何か?
- 当社ではどんなキャリアパスを考えているのか?
などですね。
ここは無理やり作る必要もないですし、めちゃくちゃ具体的にしなくても大丈夫です。ただし、その未来像のプロセスとして転職先の企業が本当に適しているのかについては、しっかりと固めておいた方がいいです。
例えば、「将来的にITサービスで世界をより良くしたい!」という考えなのに建設業界とかを受けていたら、「いや、IT企業行った方が早いんじゃない?」と思われても仕方ありません。
自分のビジョンへの道筋が、転職先の企業と合致するように意識する必要があります。
3.職務経歴内容
第3位は「職務経歴内容」です。
先に履歴書や職務経歴書は提出していると思いますが、その書面上からは分からない情報や、疑問に思った点などは質問されやすいです。
例えば、
- 書いてある実績を出すために苦労したことは?
- 具体的にどういうプロセスで結果を出したのか?
- 異動は自分で志願したのか?
- なぜ異動したかったのか?
などですね。
深掘りされるケースも多いので、できるだけ簡潔に話しアピールできるように整理しておきましょう。
2.志望理由
第2位は「志望理由」です。
数多くある企業の中で、なぜ当社に応募をしたのかは面接官としては気になるポイントです。
例えば、
- なぜうちを志望しているのか?
- 当社のどこに魅力を感じているのか?
- 他にはどんな業界を受けているのか?
- 具体的にどこの企業を他に受けているのか?
などですね。
面接をしている企業だけでなく、業界や具体的な企業を聞いていくことで、応募先の企業の選ぶ軸を確認しているケースが多いです。
ここでは「会社」と「仕事」に分けて話していくことをおすすめします。まず会社としての魅力はどこに感じているのかを簡単に整理しておきましょう。
それは「会社の理念に共感した」のかもしれませんし、「事業内容に魅力を感じている」のかもしれません。会社全体としての魅力的に感じていることを話していきましょう。
仕事については、今回応募した職種に関してどこに魅力を感じているのかを整理しておきましょう。
それは「身に付けたいスキルが身に付けられそう」なのかもしれませんし、「自分のスキルが発揮できそう」なのかもしれません。
「会社」と「仕事」の魅力を感じている部分を話すことで、数ある企業の中でうちに応募してくれた理由が納得しやすいです。
1.転職理由
第1位は「転職理由」です。
これは必ず聞かれるといってもいい内容です。今までの経験で聞かれなかったことはないです。
例えば、
- なぜ転職を考えたのか?
- なぜ今の時期に転職しようと思ったのか?
- 転職の軸は何か?
- 転職で何を叶えたいのか?
などですね。
転職するには結構な時間と労力を使います。そこまでして、なぜ転職をしようとしているのかを説明できないと、「何となく転職活動をしているのかな?」と思われても仕方ありません。
しっかりと、転職をしたい理由について整理しておきましょう。
それは「キャリアアップしたいため」なのかもしれませんし、単純に「年収を上げたいため」なのかもしれません。
理由はなんでもいいのですが、しっかりと筋が通っていてポジティブな理由になるように話を組み立てましょう。
実際に転職を考える理由というのは、「人間関係が嫌」、「年収が低い」、「労働時間が長い」などのネガティブなケースが結構多いです。ですが、その気持ちを踏まえたとしても、ネガティブな理由をそのまま言われると面接官としても「うちの職場でも同じようになるかも」と思ってしまいます。
ネガティブな気持ちはわかりますが、できる限り前向きな理由を組み立てておきましょう。
転職の面接で聞かれることのランキング番外編

ランキングからは除外しましたが、他にも聞かれやすい質問があるので、番外編として解説していきます。
学生時代に関する質問
これは若い方限定かもしれませんが、学生時代についても聞かれるケースが結構あります。
例えば、
- 部活は何をしていたのか?
- サークルは何をしていたのか?
- バイトは何かやっていたのか?
- なぜその部活やバイトを選んだのか?
- 学生時代に一番頑張ったことは何か?
などですね。
昔までさかのぼって質問されるケースは、その人の人格面や人柄、性格などを見ています。大人だと打算的に物事を考えてしまうこともありますが、子供の頃は純粋な自分の判断軸で選択しているケースが多いです。
余裕があるのであれば、企業側とフィットするような内容に整理しておきましょう。
就職時の軸
これも若い方限定かもしれませんが、新卒での就職時の軸についても聞かれるケースがあります。
例えば、
- 就職の時の軸は?
- なぜ就職と転職では軸が変わったのか?
- その軸を踏まえて、なぜ今の会社を選んだのか?
などですね。
どういった価値観や判断軸で、行動してきたのかを見ているケースが多いです。今回の転職と一貫性があればいいですが、変わったのであればその理由は明確に説明できるようにしておきましょう。
仕事で重要なこと
応募した職種で大切なことや、大事にしていきたいことなどを聞かれるケースもあります。
例えば、
- この仕事で大切なことは何だと思いますか?
- 自分なら何を特に意識されますか?
- もしこの仕事をやるなら、最初に何に力を入れますか?
などですね。
具体的に仕事のイメージができていて、応募職種で活躍できるのかを見られているケースが多いです。ここで的外れのことを言っていると、「この職種で活躍は難しいかも・・・」と思われても仕方ありません。
経験済みの職種であれば、自分の経験を踏まえて大事なことを整理しておきましょう。未経験の場合はある程度は調べて、ざっくりとでいいので大事な点を理解しておくといいですね。
今回は面接で聞かれる質問について解説してきました。慣れてくれば、そこまで対策をする必要もないですが、最初はなかなか苦労するかと思います。
初めのうちほど、質問に対する対策はしっかりとしておきましょう!
今回は以上!