今年こそ、資格にチャレンジして自己成長していきたいな。
でも、資格って本当に取る意味あるのかな?無駄なことやっても仕方ないし・・・
資格を取る意味があるのか知りたい。
資格とりまくる人いるけど、
あれは意味ないですよね、、!— ななみ@経営コンサル×モデル (@nanamin_0222) March 1, 2020
なるほど。もっともな考えですね。
資格だけあっても意味ないですよね。自分もスキルを取得して成長につなげます。ありがとうございます— 龍馬@介護 (@ryomakaigo) February 29, 2020
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
・【結論】資格を取る意味はないです
・仕事に使うのであれば資格を取る意味はある
・資格を取るよりも自己投資【自分は資産】
何かと新しいことに挑戦しようと思っているときに、まずは資格を取ろうって考えることありますよね。
あとは自分のスキルアップに向けて、何かをしようと考えている時とかもですね。本当に気持ちはとても分かります。
資格っていう目に見えるものがあると、安心できますよね。
私も何も分からない時は、スキルアップしようと思って色々手を出してみたりもしました。
単純に資格を取るだけで、自分のスキルがアップした証明に思えますし、会社からも評価されることが多いと思いますからね。
でも、資格って魅力的なものほど、難しいものが多いですよね。
まあ難易度が高いから、合格者が少なく希少価値があるわけですけれども。
とにかく資格取得するまでに時間とお金がかかると思うんですよ。
簿記2級の合格のための平均勉強時間は、250時間とも言われています。
つまり、一日の勉強時間が3時間としても、84日ほどかかる計算になります。
大体3ヶ月ぐらいですね。
これって結構もったいないと思うんですよね。
その人の目標によりますが、250時間かけて、それに見合ったリターンが得られるのかって話です。
今回は、資格の取得について書いていきます。前半では資格について解説しつつ、後半では資格を取る意味がない理由について解説していきます。
この記事を読み終えることで、資格を取ればいいのかどうかがわかるようになります。
では、さっそくいきましょう!
見たい場所へジャンプ
【結論】資格を取る意味はないです

はい、結論から言います。資格を取る意味はありません。
なぜなら、実務の役に立たないことが多い、または使わないことが多いからです。
資格は体系立てて知識を身につけるもの
TOEICで900点取ろうが、海外に住んでいる人の英語力には勝てません。
教授にも同じことが言えます。
- 経営学の教授が、みんな優れている経営者なのでしょうか?
- 心理学の教授が、人間の行動をコントロールできるのでしょうか?
- 文学の教授が、みんなベストセラー作家になれるのでしょうか?
答えは「No」です。いくら学問や知識に精通していたところで、実際の世の中では役に立たないことが多いのです。
経営学の教授よりも、起業家の方が経営者としては優秀でしょうし
心理カウンセラーの方が、心理学の教授よりも、優秀でしょうし
文学の教授よりも、作家の方が魅力的な文章をかけるでしょう。
結局は机上の空論、絵に描いた餅です。資格も学問と同じようなものなんですよ。
ただただ知識をつけて、それが分かっているのかどうかを判定するだけです。
資格は業務(ビジネス)ができるかどうかの判定ではない
資格は「知っているのか」の判定であり、「業務ができるのか」の判定ではありません。
実際にプロジェクトを回せるマネージメント能力があるのかとか、外国人と違和感なく話せるのかっていう部分は見ていません。
もちろん、その職業になるための資格が絶対に取るべきです。
医師免許なしで、医者をやっていたらただの違法行為ですからね。
自分がなりたい職業があって、絶対に必要な資格であれば、これは取らなければなりません。
昇進に必要な資格などがあるなら、もちろんこれも取るべきでしょう。
しかし、スキルアップのために何か資格を取ろうとか思っているなら、実務を経験していったほうが絶対に今後の役に立ちます。
市場価値アップなら実践あるのみ
例えば、ITスキルを身に付けたいって方はIT系の資格を取るよりも、ブログでWeb言語やライティングなどを経験したり、プログラミングを勉強してランサーズなどで実際にプログラムを作ってみたりする方がいいです。
つまり、実務経験を踏んでいった方が、効率的だし役に立ちます。
資格とか名ばかりで何も役に立たない知識を身に付けるよりも、実践で役立つスキルや経験を積むほうが、はるかに即効性があるし、収入も増える。
— 10億円社長 (@10okue) 2019年3月30日
【あなたの資格は10年後も大丈夫?1】
資格を持っていると子育てが終わった後の
社会復帰に有利と言われてきた
しかし、これからは役に立たない時代がもうすぐそこまで来ています
あなたの資格は本当に大丈夫ですか?
AIに変わられるような分野の資格はもはや資格でも何でもありません— SYAP研究所【ママ友】 (@mamasyap96312) 2019年3月29日
あとは資格があると新卒採用や転職で有利になるという認識がありますが、あまり関係ないですよ。
もちろん、その企業の分野にばっちりハマる資格であれば、評価はされると思いますが、少しでも関係なければ評価されません。
同じ能力の二人がいた場合、資格の持っている方に決めるぐらいの優位性がと思った方がいいです。
それよりも、自分なりに実務を踏んだ方が評価されるケースが多いです。特に転職するケースでは資格よりも実務(副業含め)の経験が評価されます。
私も転職する際は、副業の話をすることも多かったですが、評価される時が多かったです。
資格よりも実務経験が評価されるケースが多い!
仕事に使うのであれば資格を取る意味はある

資格を取る意味はありませんが、全て取る必要がないわけではありません。
資格の種類
資格(しかく、英:Qualification、Certificate)は、ある行為を行うために必要若しくは相応しいとされる地位や立場をいう
。
世間一般には組織内での地位を言う。さらに仕事上任務に就くために必要な条件として公にみとめられる能力を指す
。
出典:Wikipedia-資格
広義では、上記のような意味になりますね。
何をするに相応しい人であることを証明するということですね。
資格と一概に言っても、様々な資格が存在します。
- 専門資格
- 身分資格
- 資格条件
ざっくりは3つですね。
専門資格は、世の中で一番イメージされやすいものだと思います。
例えば、医者などの国家資格や、簿記などの公的資格が当てはまります。
身分資格は、勤めている企業の社員であることの証明であったりします。
資格条件は、学校を卒業した証明とかですね。
業務上の必須資格はOK
なので「資格を取る意味はない」と言いましたが、それは公的資格に限った時の話です。
もちろん、医者や公務員などであれば資格がないと仕事ができません。
身分資格や資格条件は必死になって取るものでもないですから、割愛します。
現在の仕事で使う、または使う予定があるもOK
また、公的資格であっても仕事で使う、または使う予定のあるものであればOKです。
例えば
- 海外転勤になったからTOEICを受ける
- エンジニアで知識を深めるために「ネットワークスペシャリスト」を取る
- 異業界に転職するので、転職先に関連する資格を取る
などはOKです。
意味のない資格を取るよりも自己投資【自分は資産】

資格にお金と時間を使うのもいいですが、費用対効果が弱いので自己投資が基本的にはおすすめです。
自分が資産
自分の身体や知識は、どんどん積もっていって「資産」になります。
今の時代、もう誰も守ってくれません。自分で自分を資産にして、誰からも守られなくても生きていけるようになる必要があります。
そういった時に、最強なのが自己投資です。
自分が資産なら復帰できる
資産と言うと、株やFXなどの金融資産をイメージすることが多いと思います。
ただ、そういった資産って失ったら終わりじゃないですか。大暴落が起きて0円になったら、それっきりなわけです。
そこで自分で稼いでいけるような資産になっていれば、再度復帰することができます。
自分が資産なら誰にも奪われない
自分の頭の中は、誰にも奪われることはありません。
なので、死なない限りは自分の頭の中の資産は永遠に残り続けます。なんかすごい感じがしますよね。
目に見えないものなので、積極的に投資する人も少ないかもですが、自分を資産にすることは今後どんどん大事なことになっていくでしょう。




まとめ:資格を取る意味はほぼない
さて、今回は資格の取得について書いてきました。
資格ってなんとなく魅力的なものに見えますが、実際は役に立たないことが多いです。貴重なお金と時間を無駄に使ってはいけません。
私も資格なんて持っていませんが、大企業に入れましたし転職もできました。別に不都合などもな、年収も平均よりはかなり上をもらっています。
経験は目に見えずに不安になるかもしれませんが、経験は絶対に役に立ちます。
資格取得に多大な時間を消費するぐらいなら、様々な経験を積むために時間を費やした方が有意義ですよ。
今回は以上!