ベンチャー企業に転職して、どんどん一緒に成長していきたい。だけど、すごく大変そうだし、転職ってなると不安になるなあ・・・
ベンチャーへ転職しても、後悔しないための方法を知りたい。
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
・【結論】ベンチャー転職で後悔しないためのポイント
・ベンチャーに転職して後悔する人の特徴3選【必見】
・転職するベンチャー企業の判断基準【チェック】
・ベンチャーに転職した体験談【後悔してません】
ベンチャー企業にいざ転職しようと思うと、やっぱり後悔しないか不安になることってありますよね。
私も大企業→ベンチャー企業に転職しましたが、正直不安だらけでした。本当にやっていけるのか何度も考えました。ですが、今は楽しく働くことができています。
なので、今回はベンチャーに転職するにあたって、後悔しないためのポイントを解説していきます。
前半ではベンチャーへの転職で後悔しないためのポイントを解説しつつ、後半では後悔する人の特徴や体験談を解説していきます。
この記事を読み終えることで、ベンチャーで後悔しないように転職を進めることができるはずです。
では、さっそくいきましょう!
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【結論】ベンチャー転職で後悔しないためのポイント

結論から言うと、ベンチャーの実態を把握して覚悟を持って転職しましょう。
ベンチャーに転職して、後悔している人を見ていると結局は
- 実態を確認せずに、入社してからギャップを感じる
- ベンチャーに転職する覚悟が弱い
というケースがほとんどになります。
ベンチャーの実態を把握
まずはベンチャー企業の実態を、できるだけリアルに把握しておく必要があります。
特に大企業の出身だと、かなり文化のギャップなどがあります。大企業とベンチャーでは仕事のやり方が全然違いますからね。
ここで実態を把握せずに気軽に転職してしまうと、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔することに繋がってしまいます。
【ベンチャーの実態①】年収は簡単に上がるわけじゃない
ベンチャーに転職して実力さえあれば、すぐに年収が上がると思っている人もいます。
正直、別にベンチャーだから年収が上がりやすいわけではありません。基本的には売り上げも大きくないので、必然的に人件費を上げることは難しいです。
もちろん仕事で結果を出せば昇進や昇給はありますが、そこまで年収が大きく変わることはありません。
ベンチャー界隈を見ていても、役員クラスでやっと1000万円〜って感じですね。会社の売り上げなどにも影響を受けるので、一概には言えませんが・・・
なので年収だけを求めるなら、外資系企業に入った方が多くもらえますし年収が上がるのも早いと思います。
ただしベンチャー企業の場合、売り上げが急増したり上場したりすると爆発力はあるので、一気に年収が上がるケースも出てきます。
【ベンチャーの実態②】仕事は自分で覚えて作る
ある程度は理解している人もいるかと思いますが、ベンチャーは慢性的に人手不足です。(当たり前ですが・・・)
なので、どこも丁寧に仕事を教えている時間もリソースもありません。「分からない仕事は、まずは教えてもらう。教えてもらわないと、何もできない」って心構えだと正直後悔することになります。
特に大企業出身の人は、「教えてもらえて当たり前」「仕事は振ってもらって当たり前」という感じになっていることが多いので注意です。
まったく教えてもらえないことはないですが、自発的に仕事を覚えていったり、仕事を取りにいったりしていく必要があります。
この部分を理解している人って、意外と少ないように感じます・・・。とにかく「教えてもらって当たり前」ってスタンスは絶対に厳しいです。
なので、最初の3ヶ月ぐらいで自発的にキャッチアップしていくような心構えをしておきましょう。
【ベンチャーの実態③】仕事分野は1つじゃない
組織として固まっているところは部署も詳細に別れており、完全に分業制が成り立っています。つまり、自分の部署の仕事だけやっていれば問題ない状態です。
ですが、ベンチャーだとそうゆうわけにもいきません。組織としても未熟ですし、部署の概念もぼんやりしています。
なので、仕事の線引きが曖昧になるケースが多いです。私も実際、マーケ+セールス+CSを担当して仕事をしています。
エンジニアやデザイナーなどの専門職は大丈夫だと思いますが、ビジネス職については手広くやることが多いと認識しておきましょう。
さまざまな業務に触れることができるので色々勉強にはなりますが、「これしかやりたくない」って人は後悔しちゃうんじゃないかと思います。
それに伴って組織体制もコロコロ変わるので、自分の部署が無くなったり統合されたりも結構あります。

転職に覚悟を持つ
実態をきちんと把握してから、自分はそれでもベンチャーに転職するのかを判断する必要があります。これはベンチャーだけの話ではありませんが、やっぱり転職して後悔する人は覚悟が甘い人が多いです。
特にベンチャーは成長フェーズですし、会社と一緒に成長したいぐらいの意気込みが必要になってきます。
というか、それ以外でモチベーション保つのって難しいと思うんですよね。
- 福利厚生は充実していない
- ボーナスもないところが多い
- 勤務時間も長いことがある
正直、楽に働ける環境が整っているわけではありません。残業時間とかもうるさく言われるわけじゃありませんからね。
なので、働く意義というか、わざわざベンチャーに飛び込む理由がないと結局は
はあ・・・
給料も高くないし、ボーナスもないし、仕事忙しいし・・・
なんでベンチャーに転職しちゃったんだろう。
という不平不満などの後悔が生まれることになります。






ベンチャーに転職して後悔する人の特徴3選【必見】


もちろんベンチャーと一括りにしても、会社ごとに雰囲気や特徴は異なってきます。
ただベンチャーっぽさの共通するところはあるので、それを踏まえて後悔する人の特徴を解説していきます。
- 自分のやりたいことが決まっていない
- 安定を重視している
- 受身体質
1. 自分のやりたいことが決まっていない
自分の挑戦したいことや、キャリアビジョンが決まっていない人は、ベンチャーに転職して後悔する可能性が高いです。
先ほども説明しましたが、結局は
- 企業の理念に共感できる
- 将来的には起業したい
- 自発的に仕事をできるのが自分に合っている
のような状態でなければ、モチベーション維持が難しいと思います。(上記は例えです)
売り上げも安定しているわけではないですし、研修などの手厚いサポートなどもあるわけではありません。
なので、なんとなくベンチャーに転職しても後悔することになる場合が多いでしょう。「なぜベンチャーに行くのか」を明確に持っておく必要があります。
もちろん成長途中なので、良い良い環境を作るために行動ができるなら良いですが、ただの不満(給料が低いとか、福利厚生が少ないとか)を持つだけでは後悔になってしまいます。
2. 安定を重視している
当たり前ですが生活や仕事に安定を求めている場合は、転職しても後悔することが多いでしょう。
特に自己分析を怠っていると、自分の価値観が分からずに転職して後悔してしまいます。後悔しないためにも、まずは自分にとって大事な価値観を明確にできるといいですね。
正解不正解はないですが、人によって違うのでぜひ自分の価値観も考えてみてください。
価値観の例
安定
挑戦
成長
収入
家族
自由
安心
貢献
楽しさ
新しい体験
など、人にとって大事な価値観は変わってきます。
ここでベンチャーと合わない価値観を持っている場合は、後悔しないためにも慎重に転職を考えていく必要があります。
例えば、「安定」という価値観が大事なのであれば転職は厳しいかもしれません。ベンチャーでは逆の「挑戦」って価値観が大事になってきますからね。
これは人によって異なりますし、ライフステージによっても異なります。今の自分の価値観を判断していきましょう。
3. 受身体質
受身体質の人、つまりは指示待ち人間になっている場合はベンチャーに転職しても後悔することになるでしょう。
先ほども書きましたが、ベンチャーでは指示される仕事だけでなく自分で仕事を進めていくことが重要になってきます。
慢性的な人手不足で丁寧に仕事を割り振ったり、教えたりするリソースがないからです。
ここで
誰にも仕事を教えてもらってないし何していいのかも分からないから、やることないな・・・
なんか言われるまで、待っておくか。
という態度だと、ベンチャーで仕事をしていくのが厳しいです。もちろん仕事を指示されるケースもたくさんありますが、結局は自分で仕事をしないと評価はされません。






転職するベンチャー企業の判断基準【チェック】


いざベンチャー企業に転職するとしても、情報が少なくなかなか判断しづらいところもあります。ここでは転職するべきかどうかのベンチャー企業の判断基準を解説します。
離職率はどうなのか
定番ですが、離職率はチェックしておくべきでしょう。そもそもベンチャー企業だと離職率が高いですが、やはりここは見ておくべきです。
いくらベンチャー企業といっても、今では働きやすい環境を作っていく流れになっています。(創業期は別)
特に、労働集約型ビジネスの会社などは気をつけた方がいいでしょう。営業代行や人材紹介などの会社はマンパワーが必要ですし、ノルマなども設定されているところが多いです。
オフィスや現場社員の雰囲気
ベンチャーだと規模が小さいので、社内の雰囲気にもすぐに反映されます。なので、オフィスや現場社員の雰囲気が悪い場合は要注意です。
社長や役員クラスだ上手く取り繕ったり、そもそも現場の実態が見えていないこともあります。もし面接をするときは、必ず現場社員と話したりオフィスを見学させてもらうことをおすすめします。
雰囲気は少し抽象的ですが、意外と悪い空気は分かるものです。悪い雰囲気のベンチャーは、絶対に成長しません。



ベンチャーに転職した体験談【後悔してません】


色々厳しいことを解説してきましたが、ちゃんと見極めればベンチャーはとても楽しく働ける場所になります。
私も大企業→ベンチャーと転職しましたが、今では昇進もできて楽しく仕事ができています。
大企業の働き方が合わない
元々はIT系の大企業で働いていたのですが、ずっと働き方が合わないなとは感じていました。
- 昔からある無駄な社内文化
- 社内政治
- 派閥や部署同士の足の引っ張り合い
- 働かないのに高給な上司
- 出る杭は打つ風潮
など、仕事に集中したいのに邪魔されるようなものが多かったので、それが非常にストレスでしたね・・
ビビっていたから後悔のない転職にできた
そこで、本格的に転職を考えるようになりました。将来的に起業もしたいし、自由な雰囲気が好きなので、ベンチャーを経験するのは悪くないと思っていました。
ただ、いきなり大企業からベンチャーへの転職ですから、めちゃくちゃビビって慎重に転職活動をしていました。今思うと、そこまでビビる必要もなかったなとは思います。
ですが、ビビって慎重に行動することで、自分に合うベンチャーに転職することができました。
今までベンチャーに転職したことがない人は、ビビって慎重にいくぐらいがちょうど良いかと思います。
特にベンチャーだと、会社ごとの特色って結構違ってくるので。本当にイケイケなベンチャーっぽいところもあれば、ちょっと地味めなベンチャーもあります。
ですが、慎重に考えすぎても疲れちゃうので、とりあえずは
こうやって、走りながら考えていきましょう。



よくある質問①:「キャリアの相談は誰にすればいいですか?」
これもよくある質問ですが、結論としてはキャリアのプロに相談しましょう。よく分からずに、身近な人に相談する人が多いですが無駄なので辞めましょう。
そもそも転職を経験している人や、自分のキャリアを真剣に考えている人なんて少ししかいません。そんな人たちに相談しても、反対されるか無難な回答が返ってくるだけです。
以下のサービスはキャリアのプロが無料で相談に乗ってくれます。相談は無料なので、それぞれ話を聞いて決めるのはありです。
おすすめキャリア支援サービス(相談無料)
ポジウィルキャリア|マンツーマンの手厚いキャリアサポート
※勢いのあるキャリア相談サービス。本人が納得のいくキャリアを構築してくれる。
きづく転職相談|きづきに焦点を当てたコーチング
※「何をすべきなのか」の気づきを与えてくれる新しいコーチングサービス
きづく。転職相談|本気で人生と向き合うサポートサービス
※キャリア以外にも副業などの相談も可。



よくある質問②:「いつから転職活動すればいいですか?」
「いつ転職活動は始めるべきか?」という相談もよくもらいますが、結論は「今すぐ」です。転職活動自体にリスクはないですし、行動しながら考えていけばOKです。
早めに転職エージェントに登録して、どんどん求人を紹介してもらうようにしましょう。転職エージェントに一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけです。
どの転職エージェントも登録は5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
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※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。
転職エージェントのパソナ|丁寧な対応に定評あり
※大手中堅の転職エージェント。面接対策などの丁寧な対応が好評。
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※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。



まとめ:ベンチャーへの転職を後悔しない選択に
さて、今回はベンチャーへの転職を後悔しないためのポイントについて解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・ベンチャーの実態の把握と、覚悟を持つ
・ベンチャーの転職で後悔する人には特徴がある
・特に自分の価値観を確認しよう
・きちんと対策すれば、ベンチャーは楽しい場所です
ベンチャーって働いたことがないと、すごく大変な場所に思えるかもしれません。実際に私もそう思っていましたが、きちんと転職をすれば後悔することもありません。
大事なのは、自分に合っている環境かどうかです。
魚が陸に上がっても、何もできないですからね。ぜひ自己分析を重ねて、後悔のない転職をしてみてください。
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今回は以上!





