ベンチャー企業を応募したけど、面接の対策をどうすればいいのか困っている。
ベンチャー企業の面接の特徴や対策が知りたい。
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
・ベンチャー企業の面接の特徴【独特】
・ベンチャー企業の面接でよく聞かれる質問を厳選
・ベンチャー企業の面接のポイント【ここは押さえる】
【この記事を書いた人】

最近では、新卒でもベンチャー企業に就職をする人が増えてきました。
世の中の流れが変わってきて、大企業よりもベンチャーで自立したスキルを身に付けたい人が増えているようですね。
ただ、大企業とベンチャー企業では少し色が違ってきます。今回はベンチャー企業の面接をずっと受けてきた私が、ベンチャー企業の面接のポイントを解説していきます。
前半ではベンチャー企業の面接の特徴を解説しつつ、後半ではベンチャー企業のポイントを解説していきます。
この記事を読み終えることで、ベンチャー企業への面接対策がしっかりとでき、面接通過の確率が上がるはずです。
では、さっそくいきましょう!

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ベンチャー企業の面接の特徴【独特】


まずは、ベンチャー企業の面接の特徴を解説していきます。
フランクな雰囲気
スーツで行って会議室に通されて広いテーブルの対面でかっちりと面接する、というのがイメージする大企業の面接かと思います。
ベンチャー企業では、フランクな雰囲気で面接を行うことが多いです。
面接官もスーツでなく私服かビジネスカジュアルな場合がほとんどですし、転職者も私服OKなところがほとんどです。
かっちりして面接っぽいというよりかは、面談といった方がしっくりくるかもしれません。
形式に沿った報告も求められていないケースが多いので、面接中にずっとパソコンを叩いているということもありません。
オープンスペースで面接
ベンチャー企業だと、密閉空間の会議室や面接ルームがないケースも多くあります。なので、共有スペースや密閉空間でない場所で面接があります。
ずっと密閉空間での面接になれていると、少し大きな声で話すのが恥ずかしくなるかもしれません。周りで社員の人がテレビ会議をしていることもあります。
実際に働いている人や、職場の雰囲気はとてもつかみやすいです。
面接官が若い
一次面接などは現場社員や人事の方が来るケースが多いですが、やはり若い方が多いです。業界や企業にもよりますが、基本的には20代〜30代前半がほとんどです。
さらには、社長の方がもっと若かったなんてこともありますよ。
役員や社長がすぐ出てくる
面接の早い段階で、役員や社長が出てくることが多いです。
大企業だと社長が面接をするなんてことはないですが、ベンチャーの場合は人が少ないこともあるので、すぐに役員の方との面接があります。
早いところだと一次面接(役員)→最終面接(社長)といったこともたくさんあります。
知らずに行くとびっくりするかもしれないので、そこは頭に入れておきましょう。
変わった内容の面接
普通の面接とは少し違った内容の場合もあります。
例えば
- うちの売上を上げるために、あなたなら具体的に何する?
- 日本の小中学校の数を推定してみて
- youtuberに憧れる子供を見てどう思う?
などですね。ちなみに、これは私が実際に体験した面接の内容です。
エンジニアの場合は、「ここでコード書いてみて」と言われることもあります。
これは対策しようがないですし、企業によってもだいぶ異なるので、こんな変わった面接もあるということだけ頭に入れておきましょう。



ベンチャー企業の面接でよく聞かれる質問を厳選


では特徴を踏まえた上で、どんな質問をされる場合が多いのでしょうか?ここからはベンチャー企業でよく聞かれる質問について解説していきます。
面接の全般的な質問については、別の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。



軸や価値観は何か
直接的に「あなたの価値観は何ですか?」と聞かれることは少ないですが、価値観を理解しようとする質問が多いです。
スキルや経験はもちろんですが、ベンチャー企業の場合は価値観が合うのかを重視して評価する傾向にあります。
例えば
- 転職の軸は何か?
- 就職の時の軸と変わったのか?
- 最終的に内定を決める判断はどこか?
- どんな仕事をしている時が楽しいか?
などですね。
どういった価値観のもとで行動をしているのかを見ています。ベンチャー企業は少しカルチャーが独特なので、それにちゃんとフィットするかということですね。
特に大企業出身の人だとギャップを感じるケースが多いので、価値観を深掘りしてくわしく聞く場合があります。
理念に共感しているのか
企業理念に共感しているかどうかの質問をされることも多いです。
- 企業理念を知っているのか?
- 共感したならなぜそう思ったのか?
と聞かれることもあります。
先ほども書きましたけど、ベンチャー企業は自社のカルチャーに合うかなどを重視して考えています。
そこで分かりやすいのは企業の理念やビジョンですね。ここにフィットしたり共感してなければ、たとえスキルや経験がある人でも落とされる可能性があります。
なぜベンチャー企業なのか
これは転職理由や志望動機に近いですが、そもそも数ある企業のなかでなぜベンチャー企業に行きたいのかを聞かれることがあります。
特に大企業の出身だと、ここは純粋に聞かれることが多いです。
給料も高く安定している大企業を捨ててまで、なぜベンチャー企業に行きたいのかな?
と普通の面接官であれば疑問に思うはずです。
給料やブランドや安定を捨ててくるわけですから、それ相応の何か覚悟があるのかと思います。ここがほんわりとしていると、「何となくベンチャーも受けてみたのかな?」と思われても仕方ありません。
なぜベンチャー企業に転職したいのかは明確にしておきましょう。
ベンチャー企業の面接のポイント【ここは押さえる】


最後のまとめとして、ベンチャー企業の面接でのポイントを解説していきます。ここのポイントは必ず押さえて面接に挑むようにしましょう。
固くなりすぎない
ずっと働いてきた中で、ちょっとお固い雰囲気になれてしまっているかもしれませんが、できる限りリラックスしてフランクな感じでいけるようにしておきましょう。
ここはバランスが難しいです。フランクすぎても失礼な人ですし、固くなりすぎても社風に合わないかもと思われてしまう可能性もあります。
体制なども整っていないベンチャー企業が多いので、大企業と比べると社内の雰囲気もフランクな感じのところが多いです。
面接で固くなりすぎても、社風に慣れることができるのか不安になってしまいます。
固くなりすぎずフランクになりすぎず、バランスを保とう!
どうしても緊張して固くなってしまう方は、別の記事で解説していますので読んでみてください。



自分の価値観や理念を明確に
もちろん、ベンチャー企業でもスキルや経験をしっかりと見ますが、人物面も同じぐらいしっかりと見ています。
先ほども書きましたが、ベンチャー企業は少数精鋭で活動しており自社のカルチャーにフィットするかを重視しています。カルチャーにフィットしない人を丁寧にフォローできるほどの余裕はありません。
スキルや経験は得ていくことができますが、根本の価値観などが合わないとどうしようもありません。
自分の軸や価値観を明確にしよう!
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深掘りに対する対策
先ほどの話につながりますが、根本的な人物面を知るためにかなり深掘りされることが多いです。
- 価値観は〜です。
- なぜその価値観だと思ったのか?
- 〜だからです。
- そう考えたきっかけとなる出来事はあるのか?
みたいな感じですね。
ベンチャー企業では自分の軸がしっかりとあって、カルチャーと合う人を採用したがる傾向にありますので、そこを深掘りして根本的な部分を理解します。
自分で深掘りをして根本的な理解をしておこう!
ベンチャー企業の面接でのポイントを解説!【少し異なります】のまとめ
今回は、ベンチャー企業独特の面接のポイントについて解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・ベンチャー独自の面接の雰囲気がある
・事前に知っておくことで有利に面接を進めよう
・理念やカルチャーフィットはかなり見られる
・軸がある回答ができるかがカギ
ベンチャー企業の面接は、大企業などの面接とは少し違った内容になっています。知らないとびっくりすることもあるので、事前に把握しておくようにしておきましょう。
そして一番大切なのは、しっかりと自分を分析して明確な目標や軸を持っておくことです。
ベンチャーの面接は他のところよりも根本的なところ深掘りされます。付け焼き刃みたいな感じだと、面接官に見破られてしまいますので気をつけましょう。
しっかりと対策を行って、希望している企業から内定をもらえるようにしていきましょう。
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今回は以上!