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ベンチャーのメリットとデメリットをベンチャー勤務の私が解説!

将来の不安を解決する方法【若手向け】
悩む人
悩む人

ベンチャーに興味があるけど、ちょっと転職するまでの勇気が出ない・・・
ベンチャーのメリットやデメリットをちゃんと知りたい。

今回はこんなお悩みにお答えしていきます。

本記事の内容

・ベンチャーのメリットとデメリット
・実際に働いた感想【楽しいです】
・ベンチャーへの転職方法

働いていくうちに、今の会社だけでなく他の会社に興味が出ることってありますよね。

  • あれ、この会社のやっていることすごく楽しそう・・・
  • こんな仕事に昔から興味あったんだよなあ・・・

とか。

今の会社で頑張っていくのもいいですが、ふと周りを見てみると今までとは違った魅力の会社がたくさんあるはずです。

そんな中でも、ベンチャーという選択肢もありますよね。

ベンチャーで働いたことのない人からすると、

  • リスクだらけで危なそう・・・
  • 残業100時間とかになりそう・・・
  • 給料も低いのかも・・・

などのネガティブなイメージもあるかと思います。実際にどんな感じかわかりませんよね。

なので、今回は大企業もベンチャーも働いてきた私が、ベンチャーのメリットとデメリットを解説していきます。

この記事を読み終えることで、ベンチャーの実態を正しく理解でき、自分でも挑戦できるのかの判断ができるはずです。

では、さっそくいきましょう!

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ベンチャーのメリットとデメリット

ベンチャーのメリットとデメリット

さっそく、結論のベンチャーのメリットとデメリットを解説していきます。

ベンチャーのメリット

まずは、ベンチャーのメリットから解説していきます。

1.自由度が高い

やはり自由度が高いのはメリットになります。

日系大企業だと組織立っていて堅苦しいこともたくさんあります。ベンチャーでは裁量権もあり、働き方なども柔軟なところが多いです。

  • 朝から満員電車に乗る
  • 決まった時間に出社する
  • 決まった時間までは会社に必ずいる
  • 何事も上司の承認が必要

などの働き方から抜けることができるのは、メリットでしたね。

2.スピード感を身に付けられる

大企業では意思決定をするのがどうしても遅くなりがちです。何をするにしても複雑な承認フェーズを通ることになるからです。

一方のベンチャーでは、「とりあえずやってみる」の精神があるところが多いので、何をするにしてもスピード感を身に付けることができます。

最終的に自立したいと思っているなら、スピード感というか適応力は必ず必要になってくるので、それを身に付けられるのはメリットですね。

3.役職につける可能性が早い

大企業だと役職のポジション数も決まっていますし、そこを狙っている人が大勢います。つまり、早く役職を得たいなら、かなり厳しい椅子取りゲームで勝ち残る必要があります。

ベンチャーだとそもそも従業員の人数も少ないですし、成長していくにつれて新しい役職も生まれていきます。

なので、早めに役職につけるチャンスが巡ってくる可能性が高いです。

4.事業の成長を見れる

大企業だと事業が既に安定しているケースが多いので、それを維持していくという風潮が強いかと思います。

ベンチャーではその維持する事業すらないので、とにかくスタートから成長していくまでの過程で仕事ができるといいうのはメリットです。

5.コミュニケーションが楽

これは会社の風潮によるかもしれませんが、基本的にフランクなコミュニケーションなところが多いです。

しっかりした会社だと、上下関係にうるさいところも結構あります。ベンチャーでは役職があってないようなものですから、誰でも気軽に話すことができます。

いちいち、忖度をしたり丁寧に話すことを気にしなくていいのはストレス減ってメリットですね。

ベンチャーのデメリット

メリットを解説したところで、次はベンチャーのデメリットについて解説していきます。

1.ある程度のリスクはある

企業選びにミスをしなければ大丈夫ですが、ベンチャーだと少なからず倒産などのリスクは存在します。

今では大企業でも安泰というわけではありませんが、ベンチャーもそれ相応のリスクがあります。

なので、ベンチャーへの転職は慎重に情報収集はした方がいいです。

2.給与水準

これはベンチャーのフェーズや入るポジションにもよるのですが、どうしても大企業よりは給与が低めな場合が多いです。

ただ、これは短期目線の話が多く、長期目線で自分の市場価値に焦点を当てると、ベンチャーでの経験が有利になることもあります。

3.何でも屋になる可能性

裁量権があり、様々な仕事に関われるのはいいことです。ただ、反対に言えば「何でも屋」になってしまう可能性はあります。

ゼネラリストを目指すのであれば良いですが、エキスパートを目指すのであればスキルなどが中途半端になってしまう可能性があります。

4.社風が強い

ベンチャーは良くも悪くも少数精鋭で、会社の理念や事業内容に惚れている人たちが集まっています。

大企業ではそういったものが薄いので、どの部署もクセが強いといいった感じではありません。ただ、ベンチャーでは割と社風のクセが強いところが多いです。

社風と合えば最高ですが、合わないとかなりしんどいです。

5.自分次第

しっかりとした企業とは違って、丁寧な研修をしていくれるところは少ないです。入社してすぐに仕事を任されることは全然あります。

なので、自分で自立して仕事をしていかないと、なかなか働いていくことが厳しいかもしれません。

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実際に働いた感想【楽しいです】

実際に働いた感想【楽しいです】

結論から言うと、大企業からベンチャーに転職して良かったです。

ベンチャーで働いていて、良かったなと思うポイントについてピックアップして解説していきます。

フレックス/フルリモートの働き方

フレックスとフルリモートの働き方が自由で、とても働きやすいです。

以前の大企業にもフレックスとリモート制度はあったのですが、名ばかりの制度で誰も使っていないというのが実態でした。

使うのは特別な事情のある人だけみたいな風潮です。

今のベンチャー企業では、当たり前のようにフレックス/フルリモート制度が動いているので、転職したばかりでも普通に使うことができました。

そのおかげで、空いている時間に役所とかに行けたり、満員電車に乗らないで済むのでストレスがかなり減りましたね。

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業務に集中できる環境

大企業だと社内のしがらみなどがたくさんあります。

  • 部署同士のいがみ合い
  • 派閥のいがみ合い
  • 権力を持つ人への忖度
  • 根回し

などなど。

自分の業務に集中できるわけでなく、社内の無駄なことに自分の時間を取られるのがかなり面倒でした。

ベンチャーだとそんなことしている暇はないので、特に派閥であったりの社内での面倒が少なくなります。

その分、自分の仕事に集中できるのはとても満足しています。

裁量権がある

ベンチャーはスピード感が命ですので、若手でも裁量権を持って仕事を進めていくことができます。

大企業だと組織として完成されているので、何をするにしても承認を取る必要があります。さらには承認の工程が多いこともあります。

上司→部長→本部長みたいに、何をするにしても時間がかかります。

そんなことなくフットワーク軽く、自分次第で仕事を進めていけるのはとてもストレスフリーです。

ベンチャーへの転職方法

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ベンチャーは情報なども少なく、転職するのに苦労することもあります。ここでは、満足のいくベンチャーに転職できた方法を解説します。

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自己分析

とにかく最初は、自己分析をする必要があります。別に自己分析しなくても転職はできますが、それがあなたにとっての良い転職になるかは分かりません。

「既に自分のことはわかっているよ」って人は不要かもしれませんが、そうでない場合は必ず自己分析はするようにしましょう。

転職を成功させるためにも、まずは自分がどんな転職をしたいのか明確にしていきましょう。目的地がわからなければ、絶対に満足する転職をすることはできません。

自分でうまくできない場合は、リクナビのグッドポイント診断をやってみましょう。無料で手軽に自分への理解を深めることができます。

転職エージェントを使い倒す

自分で求人を探したり履歴書などを作成するのもいいですが、できる限りの手間は転職エージェントに任せて、自分は転職を成功させることに集中しましょう。

あれもこれも自分でやっていては効率が悪いです。転職エージェントが使える部分は使って、本当に大事なことに自分の時間を割きましょう。

特にベンチャーの求人はすぐに閉まってしまうことも多いです。早めに登録して見逃さないようにしましょう。

ベンチャーへの転職におすすめのエージェント(登録無料)

最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。

doda転職エージェント|求人の質が高く、量も多い
※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。

ベンチャー特化のサービスを使う

全般的なものはエージェントに任せるとして、あとはベンチャー特化のサービスを使いこなすようにしましょう。

特におすすめなのが

  1. Green
  2. Wantedly

です。

この二つは登録しておいて損はないので、登録しておきましょう。どちらもベンチャー求人が豊富です。

詳細は別の記事で解説しているので、そちらをご覧ください。

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決断する勇気

最後に「決断する勇気」を持ちましょう。

これは特に大企業からベンチャーにいく人が多いと思うのですが、今まで得たものが大きい分、絶対に勇気がでなくなることがあります。

■誰もが羨ましく思う大企業を本当に辞めてもいいのか・・・
■頑張って今の企業に入社したのに・・・
■今までと働き方などが全然違うから、ついていけるのか不安・・・
■全然合わなかったらどうしよう・・・
■もう大企業に戻ることはできないかも・・・

などの不安が絶対に出てきます。大企業に就職できた分、その不安はより大きいでしょう。

さらには周りの人から、「もったいない」「やめとけよ」とか言われるとどんどん不安が大きくなっていきます。

ただ、そこで負けないようにしましょう。周りの雑音はシャットアウトして、しっかりと自分の頭で考えましょう。

自分の頭で考えたなら、あとは勇気を持って決断するだけです。

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まとめ

さて、今回はベンチャーのメリットとデメリットを解説してきました。簡単に振り返っておきます。

まとめ

・ベンチャーにはメリットもデメリットもある
・柔軟な働き方、裁量権、成長機会などはメリット
・社風が強い、自立が必要、給与水準などはデメリット
・きちんと転職先を選べば生活の質が上がる
・転職するなら早めにエージェントやサイトに登録
・最後は勇気を持って決断

ベンチャーに転職して思ったのが、必要以上に怖がっていたなということです。

実際に働いたことがなかったので、メディアや噂に惑わされて「労働環境がブラックで覚悟を持った一部の人が働く場所」と思っていました。

もちろん、そういうベンチャーもありますが、選び方を間違わなければ自分にあったベンチャーはたくさんあります。

あとは、あなたが新しい一歩を踏み出す勇気があるかどうかです。

自分のキャリアをしっかりと考え、自分らしい働き方をしていきましょう。

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今回は以上!

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