スキルを身に付けるために、思い切ってベンチャーに転職しようと思っているけどやっぱり不安だな・・・。ベンチャーで本当にスキルが身につくのか知りたい。
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
大企業からベンチャーに飛び込んだ私が解説するよ!
・【結論】ベンチャーでスキルは身につくのか?
・ベンチャーで身につけやすいスキル【メリット】
・ベンチャーで身につけにくいスキル【デメリット】
・実際にベンチャーに転職した実体験
転職などを考えて、スキルを身に付けるためにベンチャーに飛び込むって結構不安になりますよね。
特に今まで大企業に勤めていた方ほど、そういった不安は大きいものだと思います。
- 本当に自分が求めているスキルって身につくのかな・・・
- 今の会社でもスキルは身につけられるかも・・・
- スキルの習得スピードについていけなかったらどうしよう・・・
気持ちは分かります。私も大企業で働いていましたから、ベンチャーという異世界に飛び込むのが不安で仕方ありませんでした。
でも、最終的に自分が望んでいる場所はベンチャーでしたので、なんとか飛び込むことができました。
実際に飛び込んでみると、思っていたよりも問題なかったりするものです。
なので、今回はベンチャーでスキルが身につくのかについて解説していきます。
この記事を読み終えることで、ベンチャーにいくことで求めるスキルが身につくのかどうかが分かるはずです。
では、さっそくいきましょう!




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【結論】ベンチャーでスキルが身につくのか?


ベンチャーで、スキルを身につけることができるのかの結論を書いていきます。
結論は「スキルを身につけられます」。
ただ、これだけだと誤解を招くのでスキルが身につく理由を解説していきます。
ベンチャーは自分の手を動かすことが多い
ベンチャーでは人が少ないので、必然的に誰かに丸投げということもしにくいです。
つまり、何でもかんでも自分でやっていくことが必要です。裁量権もあるので、自分でガンガン進めていくことが多くなってきます。
大企業だと比較的、契約社員や派遣社員に仕事を任せることも多いので、意外と自分で手を動かして仕事を進めることも少なかったりします。
比較的業務量が多い
ベンチャーでは駆け出しのフェーズなので、いかに早く売り上げの確保をしていくのかが大切になってきます。
そんな中なので、もちろんやるべきことも多いです。全体的に余裕がないですからね。みんなが売り上げを上げるのに必死です。
ですが、自分の業務量が多いということは、それだけスキルを身につけられるチャンスでもあります。
ベンチャーでは様々な役割(スキル)を持つ
大企業ではきっちりと分業されていて、部署などもきっちりと分かれています。自分のやる仕事の範囲がはっきりしていますよね。
ただ、ベンチャーだと部署もあってないようなものです。営業を担当しながらマーケやCSを並行して担当するということも全然あります。
自分の専門や担当以外の仕事も、ガンガン進めていくことができます。そういった意味では、様々なスキルを身につけることができます。
責任を任されることが多い
大企業だと大きなプロジェクトなどに参加できるチャンスは、若手のうちだとそこまで多くありません。
ベンチャーの場合だと、入社して間もないのに大きなプロジェクトを任されることもあります。
スキルを身につけるにしても、成長していくにしても、一番手っ取り早いのは責任の重い仕事を進めていくことです。そんな仕事ができるという意味では、スキルの習得につながっていますね。
【総論】ベンチャーでスキルは身につけられる
まとめると、ベンチャーでスキルを身につけることは十分にできます。
とにかく自分の手や頭を動かして進めていくことが多く、前例などもないので自分で考えて行動していくことが必須になってきます。
そんな過程だからこそ、実際にスキルを身につけるスピードも早いですし幅も広がります。






ベンチャーで身につけやすいスキル【メリット】


ベンチャーでスキルが身につけられるといっても、何もかも全知全能みたいになれるわけではないです。
身につけやすいスキルについて、解説していきます。
- 自走スキル
- 工夫するスキル
- 現場のスキル
- 0→1スキル
- 意思決定スキル
1. 自走スキル
さっきも解説しましたが、とにかく人も少ないしマニュアルなどもないことも多いので、自分で自走して進めていくことが必要とされます。
仕事は明確な指示があるまで、私がやることはないです!
とか言っているようであればベンチャーは、結構しんどいと思います。結果を出すのも難しいでしょう。
もちろん、指示されることもありますが、基本的には自分で考えて自分で行動していくことが必要です。
ただの指示待ち人間は、今後の社会ではさらに価値が下がっていくでしょう。AIや機械が指示を受けることに変わっていくでしょうからね。
その中でもベンチャーでは、「自分で考えて行動するスキル」を身につけることができると言えます。
2. 工夫するスキル
大企業と比べると、ベンチャーは資金力が圧倒的に弱いです。なので、何か仕事を進めていく時に、高額なシステムを導入したり大規模なイベントを開催することも難しいことが多いです。
つまり、いかにお金をかけずにより大きな成果を出すかが大事になってきます。あるものを使ったり上手く交渉などをして、自分なりに工夫して仕事を進めていくことになります。
何事においても、最小の力で最大限の結果を出すことが重要です。
3. 現場のスキル
ベンチャーにもマネージャーや管理職はいますが、あまりきっちりと決まっているわけでもありません。マネージャーが現場社員と同じように営業したり、手を動かすということもたくさんあります。
大企業だとマネージャーはマネージャーという感じで、現場の仕事なんて一切やらないことが多いですからね。ベンチャーだと、プレイングマネージャーが多いです。
そうなると、いつまでも現場のスキルを磨くことができます。
4. 0→1スキル
まだまだベンチャーでは、新しい事業を作り続けるフェーズにあります。
仕事をしっかりとこなせるようになれば、新規事業の立ち上げを任されることもあります。
まだ成功例もない中で、自分で模索しながら新規事業を立ち上げる経験を積むことができるのはいいですね。
5. 意思決定スキル
ベンチャーでは良くも悪くも、誰でも裁量権を持っている状態が多いです。もちろん大事な意思決定は経営層が行いますが、その他の意思決定はメンバーが任されています。
なので、必然的に自分が責任を持って意思決定する場面が多くなります。誰かの意思決定に従うばかりではありません。
意思決定は重ねていくごとに経験として、スキルが身についていきます。
【総論】ベンチャーでは自立に近いスキルを身につけられる
ベンチャーはスキルが身につけやすいですが、全てのスキルを身につけられるというわけでもありません。
大企業と比べると、自立するスキルが全般的に身につくと言っていいでしょう。
なので、将来的に独立やフリーランスなどを目指されている方はベンチャーの方が良い経験になるはずです。






ベンチャーでは身につけにくいスキル【デメリット】


さっきの逆のことになりますが、身につけにくいスキルも解説していきます。
- 高い専門性スキル
- マネジメントスキル
- 交渉スキル
- 細かい調整スキル
- ビジネス基礎スキル
1. 高い専門性スキル
先ほども書きましたが、ベンチャーでは部署があってないようなところも多いです。なので、一人で様々な役割を受け持つこともあります。
明確な分業化がされていないので、その分たくさんの経験ができますが逆を言えばずっと同じ分野のことをやり続けることは少ないです。
部署異動みたいなこともたくさんありますしね。組織構成が変わることも、結構あります。
その点、大企業だと明確に分業化されているので、その一点に集中して仕事を進めることができます。
他の細かいことやサポートは別の部署であったり、バックオフィスがやってくれますからね。
まさに十分なサポート体制のもと、自分の業務領域に集中することができ、高い専門性を身につけることができるでしょう。
2. マネジメントスキル
マネージャーのポジションはありますが、基本的にはみんながみんなプレーヤーなところが多いです。
きっちりと管理職/現場と分かれているわけではなく、そこの線引きが曖昧なのでみんなが手を動かしているって感じです。
なのでマネージャーになったとしても、かっちりとマネージメントだけやっているなんてことはありません。
先ほども書きましたが、プレイングマネージャーが基本です。そういった意味では、マネージメントのスキルは少し身につけにくいかと思います。
マネージメントだけに専念するわけではなく、自分で手を動かすことも多いからです。
そもそも、マネージメントするぐらい人が多いわけでもありませんからね。
3. 交渉スキル
もちろん、外部の企業と交渉することはありますが、社内で交渉する機会は少ないです。
人数が少ないのもありますが、基本的には企業理念などに共感して入社する人が多いので、みんな同じ方向に走っているので部署同士でそこまでいがみ合うなんてことはありません。
もし対立したとしても、チーム vs チームというよりも個人 vs 個人なので、そんなに厄介なことになることも少ないです。
ただ、大企業だと話は違ってきます。部署単位での人数も多いですし、方向性も違っているところが多いです。
なので、必然的に部署同士で衝突することも増えてきます。社内政治に近いかもしれませんが、ここを上手く交渉していく機会が結構あります。
そう言った意味では、ベンチャーで社内の交渉はしにくいです。
4. 細かい調整スキル
ベンチャーでは、スピード感が命になります。筋さえ通っていれば、詳細は詰められてなくてもGoサインが出ることも多いです。
なので、逆を言えば細かいところまで詳細に考えて調整をするってことは少なくなってきます。
1つのことを考え抜いて100%にしてから行動するというよりも、とりあえず60%で走り出すってことの方が多いです。
大企業では、どんなことも細かいところまで詰めておく必要があります。裁量権が少なく何事にも上司の承認が必要ですので、きっちり説得できるまで調整しておく必要が出てきます。
重箱の隅をつつくようなフィードバックも多いですし、細かいところまで修正さざるを得ないとも言えます。
ですので、細かい調整スキルはベンチャーでは少し身につきにくいです。
5. ビジネス基礎スキル
ちょっと抽象的な括りになりましたが、ベンチャーでは基礎的なビジネススキルを身につけるのは難しかったりします。
ベンチャー自体が組織としては未熟ですし、サークルみたいなノリでやっているところもあります。なので、かっちりとしたビジネススキルを身につけるのは難しいことがあります。
手厚い研修もないところが多いですし、そもそも中途採用がメインなのでビジネス基礎は身についている前提です。
【総論】ベンチャーでは組織スキルは身につけにくい
ベンチャーって本当に団結した傭兵部隊みたいな感じなので、ガッチリとした組織というわけではありません。
まだ、大きな組織になるための発展途上です。なので組織としてというよりも、個人的なスキルが身につくでしょう。
そう言った意味では、組織として円滑に進めていくようなスキルは身につきにくいかと思います。
実際にベンチャーに転職した体験談


私も実際に自立したスキルを身につけたくて、大企業からベンチャーに転職しました。
実際に働く中で感じることもあったので解説していきます。
何も残らないと感じた大企業時代
新卒で大企業に入社しましたが、1年目で既に嫌気が差していました。
別に給与面とか職場に不満があるわけでもなかったのですが、今やっている仕事が自分の求めているスキルなのかがモヤモヤしてましたね・・・
そこからは何となく転職も考えていました。
社内に向いている仕事が多い
不思議で仕方なかったのが、社外のお客様ではなく社内に向いている仕事が多いということです。
- 部長が喜びそうな仕事の提案
- 多部署でなく、自分の部署が評価されるような進め方
- 社内を納得させるだけの資料
本当は良いサービスをお客様に提案したいだけなのに、いつの間にか社内でどう評価されるのかが優先事項となっていました。
思い切って転職
まだ年齢も若かったですし、失敗しても何とかなると思って社員20名ほどのベンチャーに転職しました。
正直、めっちゃ怖かったです。はい。
このまま転職失敗して路頭に迷ったらどうしよう・・・
転職先でついて行けずに、クビになったらどうしよう・・・
会社が潰れてしまったらどうしよう・・・
もう、思いっきり悩んでましたね。



合うか合わないかだけの話
今はやりがいを持って毎日楽しく働いていますが、思ったのは「合うか合わないか」だけの話だなってことです。
その人に問題があるとか、社会人としてなってないとかそういう話でなく。
今の職場でくすぶっているぐらいなら、自分に合った職場に転職した方が絶対に人生が豊かになります。
自分の求めているスキルも身につけられた
私は3年後あたりまでには再度起業したいと考えているので、その起業に役に立つスキルを身につけたくてベンチャーに転職をしました。
- お金周りのスキル
- 自分で考え行動するスキル
- 新規事業の立ち上げスキル
などは様々な経験を通して、身についてきたなと実感できています。
よくある質問①:「キャリアの相談は誰にすればいいですか?」
これはよくある質問ですが、結論としてはキャリアのプロに相談しましょう。よく分からずに、身近な人に相談する人が多いですが無駄なので辞めましょう。
そもそも転職を経験している人や、自分のキャリアを真剣に考えている人なんて少ししかいません。そんな人たちに相談しても、反対されるか無難な回答が返ってくるだけです。
以下のサービスはキャリアのプロが無料で相談に乗ってくれます。相談は無料なので、それぞれ話を聞いて決めるのはありです。
おすすめキャリア支援サービス(相談無料)
ポジウィルキャリア|マンツーマンの手厚いキャリアサポート
※勢いのあるキャリア相談サービス。本人が納得のいくキャリアを構築してくれる。
きづく転職相談|きづきに焦点を当てたコーチング
※「何をすべきなのか」の気づきを与えてくれる新しいコーチングサービス
マジキャリ|マンツーマンのキャリアコーチング
※転職エージェントのサービスもあり、豊富なキャリア知識からアドバイスを受けられる。



よくある質問②:「いつから転職活動すればいいですか?」
「いつ転職活動は始めるべきか?」という相談もよくもらいますが、結論は「今すぐ」です。転職活動自体にリスクはないですし、行動しながら考えていけばOKです。
早めに転職エージェントに登録して、どんどん求人を紹介してもらうようにしましょう。転職エージェントに一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけです。
どの転職エージェントも登録は5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
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※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。
転職エージェントのパソナ|丁寧な対応に定評あり
※大手中堅の転職エージェント。面接対策などの丁寧な対応が好評。
最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。



まとめ:ベンチャーで自立するスキルは身に付く!
今回は、ベンチャーでスキルが身につくのかということを解説してきました。
簡単に振り返っておきます。
・ベンチャーはスキルが身につけられる
・ただ、身につけやすいスキルと身につけにくいスキルはある
・自立していきたい人には、ぴったりな場所
・転職はポジショニング。自分の能力を活かせる場所にいく
ベンチャーと言われると、いかにも不安定で厳しい場所のように思えますが、意外とそういうわけでもありません。
もちろん、ベンチャーのフェーズにもよりますけどね。
もし自立したスキルを身につけたいのであれば、ベンチャーは格好の成長できる場です。
今はどこも人手不足ということもあり、ベンチャーで失敗しても最悪出戻りもできる時代です。
何もやらずに後悔するよりは、やってから後悔した方がすっきりしますよ。
ぜひこれを機会に、一歩を踏み出してみてください。
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今回は以上!








