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大企業からベンチャーに転職した体験談と方法を解説!【勇気が大事】

大企業からベンチャーに転職した方法と体験談
悩む人
悩む人

大企業からベンチャーに転職って大丈夫なのかな?安定を捨てるのも、やっていけるのかも不安・・・
実際の体験談や転職する方法などが知りたい。

今回はこんなお悩みにお答えしていきます。

本記事の内容

・大企業からベンチャーに転職した感想【楽しいです】
・大企業からベンチャーに転職が向いているか
・ベンチャーのメリットとデメリット
・大企業からベンチャーに転職した方法【これだけは押さえる】

今の時代、安定とも言い難いかもしれませんが、やはり他の企業と比べて大企業はまだ安定しています。

  • 福利厚生が手厚い
  • 給与水準が高い
  • 休みがしっかりしている

などのたくさんのメリットがあることも事実です。

ただ、大企業で仕事をすることで満足できないこともありますよね。実際に私は日系の大企業にいましたが、結局はベンチャー企業に転職をしています。

ベンチャーにもたくさんのメリットなどがあります。

苦労して手に入れたブランドや安定を手放すのは覚悟が入ります。実際に転職するにしても、かなり不安になりますよね。

なので、今回はベンチャー企業に転職した方法と体験談を解説していきます。

この記事を読み終えることで、ベンチャー企業への転職の実態と方法を理解することができます。

では、さっそくいきましょう!

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大企業からベンチャーに転職した感想【楽しいです】

大企業からベンチャーに転職した感想

結論から言うと、大企業からベンチャーに転職して良かったです。

ベンチャーで働いていて、良かったなと思うポイントについて解説していきます。

フレックス/フルリモートの働き方

フレックスとフルリモートの働き方が自由で、とても働きやすいです。

以前の大企業にもフレックスとリモート制度はあったのですが、名ばかりの制度で誰も使っていないというのが実態でした。

使うのは特別な事情のある人だけみたいな風潮です。

今のベンチャー企業では、当たり前のようにフレックス/フルリモート制度が動いているので、転職したばかりでも普通に使うことができました。

そのおかげで、空いている時間に役所とかに行けたり、満員電車に乗らないで済むのでストレスがかなり減りましたね。

リモートワークのメリットとデメリット
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業務に集中できる環境

大企業だと社内のしがらみなどがたくさんあります。

  • 部署同士のいがみ合い
  • 派閥のいがみ合い
  • 権力を持つ人への忖度
  • 根回し

などなど。

自分の業務に集中できるわけでなく、社内の無駄なことに自分の時間を取られるのがかなり面倒でした。

ベンチャーだとそんなことしている暇はないので、特に派閥であったりの社内での面倒が少なくなります。

その分、自分の仕事に集中できるのはとても満足しています。

事業の成長

私は将来的に起業などをしたいので、間近で事業が成長していく様子が見れるのはとてもありがいです。

大企業だと、どうしても新しい事業をどんどん成長させていくというよりかは、今ある事業を守るという意識が強いです。

それも大切なことなのですが、成長していく事業の実態を把握していないと、事業を守る仕事しかできなくなります。

その成長に関わりながら、見ていけるというのはとても満足しています。

裁量権がある

ベンチャーはスピード感が命ですので、若手でも裁量権を持って仕事を進めていくことができます。

大企業だと組織として完成されているので、何をするにしても承認を取る必要があります。さらには承認の工程が多いこともあります。

上司→部長→本部長みたいに、何をするにしても時間がかかります。

そんなことなくフットワーク軽く、自分次第で仕事を進めていけるのはとてもストレスフリーです。

大企業からベンチャーに転職が向いているか

大企業かベンチャーどっちが向いているのか

私は満足のいく転職をすることができましたが、実際に働いてきてベンチャーに向いている人とそうでない人がいます。

働いてきて感じた、ベンチャーに向いている人を解説していきます。

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自発的な人

基本的にベンチャーは少数精鋭で動いています。

丁寧に指示を出したり、教えている余裕は正直ありません。なので、誰にでも自発的な姿勢を求めています。

自分で考えて、行動して仕事を進めていく能力が求められます。受け身の人はなかなか仕事ができずに苦労するかと思います。

自己管理のできる人

裁量権があり働き方も自由な反面、自己管理ができないとダラダラして結果を残せないということになってしまいます。

大企業ではいやでも、進捗を報告したり発表する場が設けられています。もちろん、ベンチャーでもミーティングなどはありますが、基本的には自分から自主的に報告するスタイルです。

自分で自分の仕事やスケジュールを管理できないと、なかなか難しい環境です。

行動しながら考えられる人

ベンチャーにもマニュアルなどもありますが、まだまだ整っていない部分もたくさんあります。

つまりレールがない中で、自分でレールを作っていくことが大切です。

そのレールを作るためにも、行動しながら考えていけることが必要です。前例などがないケースが多いので、そこにストレスなくとにかくやってみる精神はあった方がいいです。

ベンチャーのメリットとデメリット

ベンチャーのメリットとデメリット

大企業もベンチャーも一長一短です。それぞれメリットとデメリットもあります。

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ベンチャーのメリット

ベンチャーのメリットについて解説していきます。

自由度が高い

やはり自由度が高いのはメリットになります。

日系大企業だと組織立っていて堅苦しいこともたくさんあります。ベンチャーでは裁量権もあり、働き方なども柔軟なところが多いです。

  • 朝から満員電車に乗る
  • 決まった時間に出社する
  • 決まった時間までは会社に必ずいる
  • 何事も上司の承認が必要

などの働き方から抜けることができるのは、メリットでしたね。

スピード感を身に付けられる

大企業では意思決定をするのがどうしても遅くなりがちです。何をするにしても複雑な承認フェーズを通ることになるからです。

一方のベンチャーでは、「とりあえずやってみる」の精神があるところが多いので、何をするにしてもスピード感を身に付けることができます。

最終的に自立したいと思っているなら、スピード感というか適応力は必ず必要になってくるので、それを身に付けられるのはメリットですね。

役職につける可能性が早い

大企業だと役職のポジション数も決まっていますし、そこを狙っている人が大勢います。つまり、早く役職を得たいなら、かなり厳しい椅子取りゲームで勝ち残る必要があります。

ベンチャーだとそもそも従業員の人数も少ないですし、成長していくにつれて新しい役職も生まれていきます。

なので、早めに役職につけるチャンスが巡ってくる可能性が高いです。

事業の成長を見れる

大企業だと事業が既に安定しているケースが多いので、それを維持していくという風潮が強いかと思います。

ベンチャーではその維持する事業すらないので、とにかくスタートから成長していくまでの過程で仕事ができるといいうのはメリットです。

ベンチャーのデメリット

ベンチャーのデメリットについて解説していきます。

リスクはある

企業選びにミスをしなければ大丈夫ですが、少なからず倒産などのリスクは存在します。

今では大企業でも安泰というわけではありませんが、ベンチャーもそれ相応のリスクがあります。

給与水準

これはベンチャーのフェーズや入るポジションにもよるのですが、どうしても大企業よりは給与が低めな場合が多いです。

ただ、これは短期目線の話が多く、長期目線で自分の市場価値に焦点を当てると、ベンチャーでの経験が有利になることもあります。

何でも屋になる可能性

裁量権があり、様々な仕事に関われるのはいいことです。ただ、反対に言えば「何でも屋」になってしまう可能性はあります。

ゼネラリストを目指すのであれば良いですが、エキスパートを目指すのであればスキルなどが中途半端になってしまうことがあります。

社風が強い

ベンチャーは良くも悪くも少数精鋭で、会社の理念や事業内容に惚れている人たちが集まっています。

大企業ではそういったものが薄いので、どの部署もクセが強いといいった感じではありません。ただ、ベンチャーでは割と社風のクセが強いところが多いです。

社風と合えば最高ですが、合わないとかなりしんどいです。

大企業からベンチャーに転職した方法【これだけは押さえる】

大企業からベンチャーに転職した方法

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自己分析

とにかく最初は、自己分析をする必要があります。別に自己分析しなくても転職はできますが、それがあなたにとっての良い転職になるかは分かりません。

「既に自分のことはわかっているよ」って人は不要かもしれませんが、そうでない場合は必ず自己分析はするようにしましょう。

転職を成功させるためにも、まずは自分がどんな転職をしたいのか明確にしていきましょう。目的地がわからなければ、絶対に満足する転職をすることはできません。

自分でうまくできない場合は、リクナビのグッドポイント診断をやってみましょう。無料で手軽に自分への理解を深めることができます。

転職エージェントを使い倒す

自分で求人を探したり履歴書などを作成するのもいいですが、できる限りの手間は転職エージェントに任せて、自分は転職を成功させることに集中しましょう。

あれもこれも自分でやっていては効率が悪いです。転職エージェントが使える部分は使って、本当に大事なことに自分の時間を割きましょう。

特にベンチャーの求人はすぐに閉まってしまうことも多いです。早めに登録して見逃さないようにしましょう。

ベンチャーへの転職におすすめのエージェント(登録無料)

最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。

doda転職エージェント|求人の質が高く、量も多い
※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。

ベンチャー特化のサービスを使う

全般的なものはエージェントに任せるとして、あとはベンチャー特化のサービスを使いこなすようにしましょう。

特におすすめなのが

  1. Green
  2. Wantedly

です。

この二つは登録しておいて損はないので、登録しておきましょう。どちらもベンチャー求人が豊富です。

詳細は別の記事で解説しているので、そちらをご覧ください。

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決断する勇気

最後に「決断する勇気」を持ちましょう。

これは特に大企業からベンチャーにいく人が多いと思うのですが、今まで得たものが大きい分、絶対に勇気がでなくなることがあります。

■誰もが羨ましく思う大企業を本当に辞めてもいいのか・・・
■頑張って今の企業に入社したのに・・・
■今までと働き方などが全然違うから、ついていけるのか不安・・・
■全然合わなかったらどうしよう・・・
■もう大企業に戻ることはできないかも・・・

などの不安が絶対に出てきます。大企業に就職できた分、その不安はより大きいでしょう。

さらには周りの人から、「もったいない」「やめとけよ」とか言われるとどんどん不安が大きくなっていきます。

ただ、そこで負けないようにしましょう。周りの雑音はシャットアウトして、しっかりと自分の頭で考えましょう。

自分の頭で考えたなら、あとは勇気を持って決断するだけです。

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まとめ:自分に合った働き方をする

さて、今回は大企業からベンチャーに転職した実際の体験談などを解説してきました。簡単に振り返っておきます。

まとめ

・大企業からベンチャーに転職して生活の質が上がった
・ベンチャーにも向いている人と向いていない人はいる
・自発性、スピード感、自己管理はできる必要がある
・大企業にもベンチャーにもメリットとデメリットがある
・どちらのメリットが自分に合うのかが大事
・ベンチャーは情報が少ないことが多い
・エージェントや特化サービスで転職を成功させよう
・最後は勇気を持って決断できるのかが大切

大企業からベンチャーに転職するってかなり勇気が入ります。転職してからはなんてことないのですが、転職前は「このままキャリアが終わったらどうしよう・・・」とか必要以上に転職を怖がっていました。

ただ、一度転職してしまうと肩の荷が降りたような気がします。今振り返ると、ずっと世間体を気にかけていたのかもしれません。

他人からの目や世間体を気にしていては、いつまでたっても幸せになれません。なぜなら、他人の人生を生きることになるからです。

自分でしっかりと考えて、自分らしいキャリアを歩むようにしましょう。

最後におすすめの転職エージェントを載せておきます。求人が締め切る前に早めに登録しておきましょう。

ベンチャーへの転職におすすめのエージェント(登録無料)

最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。

doda転職エージェント|求人の質が高く、量も多い
※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。

今回は以上!

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理系大学院➡︎IT系大企業➡︎5%の優秀評価➡︎燃え尽きうつ病➡︎起業で月間売り上げ400万円➡︎新規事業失敗➡︎自己破産➡︎AI系ベンチャーに転職➡︎新規事業責任者とよく分からない人生を送っています。 当ブログでは私が人生で学んできたことを踏まえて、主に若手サラリーマンのキャリアや人生に役に立つ情報を発信していきます。 ▼詳しいプロフィールは こちら ▼お仕事の依頼やキャリア相談などは こちら