ホワイト企業で働いているけど、何かが違う・・・。別にめちゃくちゃ不満があるわけじゃないけど、このままじゃダメだ。だけど、転職するにも少し不安。ホワイト企業辞めたいけど、辞めても大丈夫なのか知りたい。
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
・【結論】ホワイト企業を辞めたいと思った時の対処法
・ホワイト企業を辞めたくなる理由3選【チェック】
・転職のチャンスを掴む【ホワイト企業を辞めたい気持ちをバネに】
・ホワイト企業はたくさんある【やり直し可能】
・ホワイト企業を実際に辞めて感じたこと【体験談】
ホワイト企業を辞めたいって思っちゃうこともありますよね。
ホワイト企業と言われると、かなりいいイメージがありますよね。俗に言うブラック企業とは違って定時で帰れたり、有給を使えたり、給料も高かったり、安定した売り上げであったり。
確かに、ホワイト企業はとても働きやすい場所が多いです。ただ、誰もが向いているかと言われるとそうではありません。
いざホワイト企業で働いても、何か物足りなくなったり、もっと荒波で成長したかったりと辞めたいと思う人もいます。
実際に私も大手のホワイト企業で働いていましたが、数年も経たずして「辞めたい!」とか「もっと成長したい!」とか生意気に思ってました。
いろいろあって、結局は転職してよかったなと今では感じています。なので、今回はホワイト企業を辞めたいと思った時にどうすればいいのかについて、実体験を踏まえながら解説していきます。
この記事を読み終えることで、今のホワイト企業を辞めても大丈夫なのか、そして辞めた後はどうすれば明るくなるのかが分かるはずです。
では、さっそくいきましょう!




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【結論】ホワイト企業を辞めたいと思った時の対処法


結論から言うと、「ホワイト企業を辞めたいなら、辞めてもOK」です。
ホワイト企業を辞めたいと思って、勢いに任せても後悔する可能性があります。考えておくべきポイントについて解説していきます。
理由を明確にする
まずは「なぜホワイト企業をわざわざ辞めるのか?」を明確にしましょう。
ここの理由がないと、そもそも会社を辞める意味が分かりません。この状態だと辞めた後も何をしていいのかわからないので、今後の方針を明確にするという意味でも考えましょう。
もし転職するってなれば、面接の時にも絶対に聞かれますし。
別に理由はなんでもいいです。
- もっと年収を上げたい
- 自分のやりたいことに挑戦したい
- もっと成長したい
- 将来的に起業したい
- 別の業界に興味がある
- 今の環境がしっくりこない
などなど。人によって様々な辞めたい理由があると思います。
とにかく、自分の目的や目標、辞める理由などがしっかりとしてないと路頭に迷うはめになります。
なんとなく会社を辞めてしまっても、かなりしんどい状況になるでしょう。
ここはしっかりと考えておきましょう。



ホワイト企業を辞めたいとしても社内で完結しないのか確認
今のホワイト企業を辞めたいと思う理由は様々あると思います。
人によって事情は異なりますからね。ただ、もしかしたら辞めずに社内で完結できる可能性もありますので考えた方がいいですよ。
自分の裁量
場合によっては自分の裁量で、なんとかなることもあります。
辞めたい理由が、今の仕事が上手くいかないとかである場合、自分の努力で良い方向に変えていける可能性はあります。
自分の行動や努力で変えていけそうな部分は、積極的に変えていくようにしましょう。
チームの変更
あとで説明する部署の異動はハードルが高かったりしますが、チームの異動であれば割と通しやすいです。
それぞれの上司やチームメンバーによって雰囲気も違いますし、仕事の内容も違ってきます。
何か今のチームに不満などがある場合は、一度チームの異動を申し出てみましょう。
部署の変更
もし会社を辞めたいと思っている理由が、部署異動することで解決しそうなら希望申請をしてみましょう。
ただ、部署異動は少しハードルが高かったりします。将来的には全然可能ですが、残念ながらすぐに部署異動の希望が通るとは限りません。
- 今の部署である程度の年数を積む
- 実績を出す
- 異動希望の申請
- 希望部署に空きがある
- 上司から高い評価を受ける
こういた流れを通して、やっと部署異動が叶うケースがほとんどです。ただ、希望を言うのはタダなので上司に伝えるようにはしましょう。
良い上司であれば、実績だけでなくあなたの熱意も汲み取ってくれるはずです。
転職してから後悔しないためにも、やれることは今のうちにやっておきましょう。



試しに転職活動をしてみる
辞める理由が社内で完結しない場合は、社外に目を向けていきます。
実際には、なかなか社内で問題を完結させるのは難しいことも多いです。もちろん自分の力で解決できるものもありますが、できないものも多いものが実態です。
そんな時は実際に転職する必要はないので、試しに転職活動をしてみましょう。
試しに転職活動を進めてみると、
- 自分の市場価値はどの程度なのか
- 自分が求めているのはどんな企業か
- 希望の企業はどんなスキルや経験を求めているのか
- 求めている企業に今の自分のレベルで転職できるのか
- 転職先で自分のやりたいことができそうなのか
などが分かってきます。
それで、今の自分がどのレベルの企業に通用しそうなのか、具体的にどんなことをしたいのかを理解しておきましょう。
仮に辞めたいと思っても、求人市場のタイミングや自分の市場価値で今後のキャリアの幅が変わってきます。
早いうちに確認しておかないと、いつの間にか転職すらできないようになってしまいますので注意です。






ホワイト企業を辞めたくなる理由3選【チェック】


誰もが羨ましく思うホワイト企業ですが、実際に辞めたいと思う人が多いのも事実です。その理由について、解説していきます。
- 成長できない
- 出世できない
- ルーチンワークが多い
1. 成長できない
1つ目は「成長できない」ことです。
ホワイト企業だと業績が安定しており、積極的に新しい事業などをせずとも特に問題なく仕事が進みます。
なので、必然的に同じ仕事ばかりで新しいことをしないようになります。そこから学べることもありますが、視野が狭くなることは確実でしょう。
2. 出世できない
2つ目は「出世できない」ことです。
ホワイト企業だと、組織として成熟しているところが多いです。昔ながらの、終身雇用/年功序列などがいまだに残っています。
それ故に、出世の行列ができており、若手にはそのチャンスは回ってきません。
3. ルーチンワークが多い
3つ目は「ルーチンワークが多い」ことです。
ホワイト企業だと業務が細分化されて、マニュアルも整備されていることが多いです。なので、そのマニュアル通りに割り当てられた仕事だけしていれば問題ないのです。
同じことを繰り返すのが苦痛でない人ならいいのですが、そうでないと辞めたいと思っても仕方ないでしょう。



転職のチャンスを掴む【ホワイト企業を辞めたい気持ちをバネに】


私が転職活動をして思ったのが、転職する気がなくても情報収集などはしておくべきと言うことです。この部分について解説していきます。
転職はタイミングが大切
転職で、タイミングというのはとても大切になってきます。中途採用の場合、新卒採用と違う点がいくつかあります。
- 求人開始タイミングはバラバラ
- 採用枠は多くても数名程度
- 埋まったら即終了
- タイミングによって求められる求人のレベルが異なる
求人関係については上記の通りです。
つまり、いつ求人がオープンになるのか分からない上に、先に応募した人が内定を取ってしまえば求人が終了する可能性が高いということです。
なので、転職はタイミングも大切になってくるんですね。
あと1年後に転職しようと思っても、そのタイミングは氷河期で求人がないこともあり得ます。
見逃さないように準備
特に人気企業の求人だと、あっという間に終了してしまうことがあります。今では転職をしている人も多いですからね。
とならないように、転職の準備だけは前もってしておきましょう。
ホワイト企業を辞めたいなら、まずは転職サービスに登録
準備をしておくためにも、転職エージェントや転職サイトには登録しておくようにしましょう。
出典:リクナビNEXT
リクナビNEXTのデータをみてみると、約7〜8割ほどの人が複数のサービスを利用していることが分かります。
サービスによって内容が違うので、とりこぼしのないように複数のサービスに登録しておきましょう。
相性というのもあるので、たくさん登録して自分に合うものを絞っていくようにした方がいいですよ。どれでも、基本的には無料ですからね。
転職サイトは最大手で求人数が多いリクナビNEXTと、指定した条件のみで面談確約オファーがくるMIIDASがおすすめです。
スマホから5分で登録できて、あとは興味のある求人を片手間にポチポチ探すだけです。
ぜひ一度は求人を探してみるようにしましょう。
ホワイト企業からの転職におすすめの転職サイト(登録無料)
業界大手のリクナビNEXT|リクルートが提供
※最大手の転職求人検索サービス。グッドポイント診断での自己分析が便利。
MIIDAS(ミイダス)|面談確約オファーだけくる
※面談確約オファーのスカウトサービス。適性年収を診断できるのが便利。
求人サイトでチェックするのもいいですが、時間も手間もかかるので面倒です。そんな時は転職エージェントに登録しておきましょう。
転職エージェントは無料で求人紹介をしてくれたり、面接の対策などをしてくれるサービスです。
転職エージェントから良い情報をもらえるかどうかでも転職の成功が変わってきますので、必ず登録しておきましょう。
ホワイト企業からの転職におすすめのエージェント(登録無料)
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録しておきましょう。
※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。
大手転職エージェントのパソナ|丁寧な対応に定評あり
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ホワイト企業はたくさんある【やり直し可能】


仮に転職で失敗してしまっても、そこでキャリアが終わるわけではありません。
その理由について解説していきます。
ホワイト企業を辞めても、すべてが終わるわけじゃない
今回のホワイト企業から転職するということは、だいぶ不安になると思います。私もホワイト企業を辞める時は、めちゃくちゃビビってました。
せっかく頑張って入ったホワイト企業だし、もうちょっと頑張った方がいいのかも
とビビって2年ぐらい何もできませんでした。
誰でも不安になると思いますが、その不安が小さく見えるぐらい転職にはチャンスも転がっていますしやり直しも可能です。
実際に私は興味あるベンチャー企業に転職しましたが、やっぱり転職してよかったと思います。
知見も広まりましたし、前のホワイト企業でダラダラと働くのもイヤだったので・・・
ホワイト企業はたくさんある
転職に失敗したとしても、今の時代はホワイト企業がたくさんあります。
昔は少し違ったかもしれませんが、今では働き方などが国からかなり厳しくチェックされています。
ブラック企業は、今後もどんどん消滅していくでしょう。
そもそも、労働人口が足りていないので、転職市場は今かなり優遇されている状況です。
さすがに10回ぐらいの転職となると、厳しく見られますが、数回程度でしたらそこまで影響しません。
なので、一度失敗したとしても、実績を残してまた転職するというのも可能です。
出戻りも可能
今の職場で良好な関係を築けているなら、出戻りも全然可能です。
人口も減ってきていて、どの企業も人手が足りていない状況です。なので、出戻りでも全然OKという企業もたくさんあります。
実際に転職先が合わなくて、元の企業に戻ったという友人もいます。私も辞める時は、「戻ってきてもいいからね」と上司から言われました。
ホワイト企業を実際に辞めて感じたこと【体験談】


私も実際にホワイト企業に勤めていました。
- 30代では年収1000万円が確約
- 福利厚生めっちゃ手厚い
- 住宅補助は当たり前
- 残業時間は絶対に厳守
- 誰もが聞いたことのある企業ブランド
など、安定安心の企業でした。
そのホワイト企業を辞めちゃったわけですが、正直辞めてよかったと本当に思っています。
もちろん良い企業ではありましたが、将来性も感じられないし、自分の市場価値が高まっていることがどうしても感じられませんでした。
ホワイト企業→ベンチャー企業とだいぶギャップがありましたが、そのぶん自分のやりたいことや成長につながっていると思っています。
最初は本当に怖かったですが、転職して思ったのが「意外となんとかなる」です。
私は怖くて、数年を棒に振ってしまいましたが、もしあなたがホワイト企業を辞めたいと思っているなら新しいキャリアに飛び込んでみてもOKだと思います。
ぬるま湯はいつまでも使っていると、茹でガエルになってしまいます。



まとめ:ホワイト企業を辞めたいなら決断する
さて、今回はホワイト企業を辞めたい時にどうすればいいのかを解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・自分を変えるか、環境を変えるかを考える
・社内で完結できるなら、辞めない方がいい
・転職で満足できる可能性はある
・複数のサービスに登録して、準備しておこう
・転職は挽回可能でやり直し可能
ホワイト企業という定義も少し曖昧ですが、働きやすい環境の会社はたくさんあります。
ただ、ここで大切なのは「あなたがどうなりたいか」、「自分に合うのはどんな環境か」ということです。
ホワイト企業だからといって、全員が合うというわけではありません。単純に合うか合わないかの問題です。
自分の気持ちに素直になり、一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
何かしら辞めたいと思ったのであれば、それはあなたが次のステップに進むべきということかもしれません。
ぜひ、その気持ちを大事にして、自分らしいキャリアを築いていきましょう。
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今回は以上!