大企業での働き方が合わなくて辞めたい・・・。でも一生懸命努力して入った会社だし、大企業だし、怖くて辞める勇気がでない。大企業を辞める勇気が出ない時に、どうしたらいいのか知りたい。
大企業に入ってやめる勇気もやりたい事も見つからぬまま定年を待つ人って沢山いますからね
そうなんですよね。大手の何が恐いって、それなりの給与がすぐにもらえてしまうので、辞める勇気がどんどんなくなって何となく仕事をする日が続いてしまうんですよね。。
— gorilla|モノづくり企業の何でも屋 (@gori_career) March 21, 2020
大企業を辞める勇気が出ない理由が大企業に勤めてるからという理由でエージェント登録したった
とりあえず転職の用意まではお世話になろうかと
— ひなた (@hina1507) November 3, 2019
今回は、こんなお悩みにお答えしていきます。
・大企業を辞める勇気を持つべき理由【執着しない】
・大企業を辞める前にやっておくべきこと【必須】
・大企業を辞める勇気を持てずに時間を無駄にした経験
大企業って実際に働いてみると、自分とは合わないなって思うこともありますよね。
私も大企業で働いていましたが、「自分とは合わないあ」と思いながらもダラダラ働いていました。しかし、今ではベンチャーに転職して有意義な毎日を送っています。
大企業にも良いところはありますが、辞める勇気を持てずにダラダラ働き続けるのはおすすめできません。人生の時間は有限ですからね。自分の好きなように使うのが一番です。
なので、今回は「大企業を辞める勇気を持とう」というテーマで解説していきます。
この記事を読み終えることで、大企業を辞める勇気を持つべきなのかが分かるはずです。
では、さっそくいきましょう!

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大企業を辞める勇気を持つべき理由【執着しない】


大企業を辞める勇気が持てないのは分かります。
一般的には収入も高いし、安定もしていますからね。ただ実際には辞めないとしても、いつでも辞める勇気がある必要があります。
大企業に執着して、我慢し続けるのは無理があります。



なぜ大企業を辞める勇気が持てないのか
そもそも、なぜ合わないと分かっていても大企業を辞める勇気を持てないのでしょうか。
合わないのであれば、さっさと環境を変えるのが合理的なはずです。今までも自分に合わないものは避けてきたはずです。
それは、サンクコスト効果が働いている可能性があります。
サンクコスト効果とは、
サンクコスト(埋没費用)とは、「すでに支払ってしまい、取り返すことのできない金銭的・時間的・労力的なコスト」のことです。
そして、「サンクコスト効果」とは、「すでに支払ったコストを取り戻そうとする心理効果」です。サンクコスト効果の影響を受けてしまうと、サンクコストに気が取られ、合理的な意思決定ができなくなります。
出典:マケフリメディア
という効果になります。
既に大企業で働いている場合、いくつもの項目が挙げられます。
大企業のサンクコスト効果の例
- 安定している環境
- 確約された年収
- 社会的な信用
つまり既に得ている安定な環境を、合理的ではなく偏見の入った見方をしてしまいます。誰だって、いちど手に入れた安定などを手放すのは怖いものです。



ゼロベースで考える
そんな時には、いちどゼロベースで考えてみてください。
もし記憶を持ったまま大企業の入社前に戻れたら、もういちど同じ会社に入社しますか?
この質問を一度考えてみてください。
答えは「Yes」でしょうか、それとも「No」でしょうか。
もし「Yes」なら、わざわざ大企業を辞める必要はありません。ぜひ、このまま頑張っていただきたいと思います。
ただ、「No」の場合は大企業を辞める勇気を持ちましょう。



自分に嘘をついて働き続けるのは無理がある
今までは、大企業に入ればそのまま終身雇用かつ年功序列で、将来が保証されていました。一生懸命働けば給料も上がるし、会社の業績も右肩上がりです。
これが王道のキャリアとなり、まさにお手本でもありました。
ただ、そのキャリアも崩壊を迎えており、さらには人生が100年時代と言われるようになりました。
つまりは、今までよりも圧倒的に働くべき時間が長くなるということです。
現在は65歳が定年として設定されていますが、少子高齢化にともなってこの上限はどんどん上方修正されていくでしょう。
なので、20歳から働くとすると60年間ぐらいは働く時代がやってきます。
60年間も、自分に合わないと思っている環境で働くことができるのでしょうか。
それはかなり厳しいのが事実でしょう。ということは、勇気を持って自分らしく働ける場所に踏み出す必要があるのです。
人生100年時代については、こちらで詳しく書かれていますのでぜひ読んでみてください。






大企業を辞める前にやっておくべきこと【必須】


とはいっても、いきなり大企業を辞めるのはおすすめできません。
急に収入などがなくなると、精神的に悪い状態になってしまいますからね。
自分のキャリアプランを作る
まずは、今後のキャリアプランについて考える必要があります。
- どんな働き方をしたいのか
- 収入はどれぐらい必要なのか
- やってみたい仕事は何か
などをベースに、自分の将来的な理想像やキャリアについて考えてみます。
私は将来的には家庭との時間を大切にしたいから、そこまで残業が必要のない働き方がいいなあ・・・
あとはIT技術が好きだから、それに関連する仕事がいい。
など、自由に考えてみてください。
先の話になりますので、そこまで具体的に考えられなくてもOKです。抽象的でもいいので、自分の理想のキャリアを思い描きます。
そこから逆算して、直近のキャリアをどうするべきなのかを考えます。
自分の目指すべき方向が定まってないと、何かあるごとに迷ってしまいます。自分なりの北極星を見つけていきましょう。



キャリアに迷うならプロに相談
とは言っても、急に自分のキャリアを明確にするのは難しいと思います。よく分からずに、身近な人に相談する人が多いですが無駄なので辞めましょう。
そもそも転職を経験している人や、自分のキャリアを真剣に考えている人なんて少ししかいません。そんな人たちに相談しても、反対されるか無難な回答が返ってくるだけです。
以下のサービスはキャリアのプロが無料で相談に乗ってくれます。相談は無料なので、それぞれ話を聞いて決めるのはありです。
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転職活動の開始【大企業を辞める勇気の前に】
感情に任せて会社を辞めてしまってから転職活動を行う人がいますが、これはおすすめできません。
収入がなく貯金を切り崩していると、精神的も不安定になります。本業との併用は大変ですが、ここはグッとこらえましょう。
焦っているとあまり興味のない会社でも内定をもらえたからと、承諾してしまって後悔をすることもあります。
早く辞めたい気持ちは分かりますが、まずは在職中に転職活動を行いましょう。最初はなかなかイメージがつかないかと思いますが、転職活動を進めていくうちにいろいろ分かってきます。
- 自分の直近のキャリアはどうすべきなのか
- どんな会社に魅力を感じるのか
- 自分の市場価値はどれぐらいなのか
などなど。
ただ、中途採用は早めに行動するようにしましょう。新卒と違って、求人が出るのはタイミング次第でですし、その求人が閉じるのもタイミング次第です。
まずは転職エージェントに登録して、最新の転職市場についていろいろ聞いてみましょう。
相談や登録は無料ですし5分ぐらいで登録して面談すれば、あとは求人をポチポチ確認してくだけです。
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【補足】信用が必要なものは使っておく
見ず知らずのうちに、実は大企業の恩恵を受けていることもあります。
そのうちの一つが、信用力です。
あまり意識していないかもしれませんが、大企業の社員であることだけで社会的な信用はかなり大きいです。
- 不動産賃貸の審査
- クレジットカードの審査
- ローンの審査
などなど、信用力を確認される場面は意外にもあるものです。もし大企業を辞めるのであれば、信用力の必要なものは予め使っておきましょう。
まったく審査に通らなくなるということはありませんが、以前よりは厳しくみられることもあります。
大企業を辞める勇気を持てずに苦しんだ経験


私も今は楽しく働いていますが、大企業を辞める勇気を持てずにずっと自分に嘘をついていました。



無駄なプライド
大企業で働いていると、契約社員や取引先から丁寧に扱われることが多いです。(プライベートも含め)
それは個人ではなく、社名のブランド力なだけなのですが、ずっと働いているとそこの感覚が麻痺してきます。
なので、無駄にプライドばっかり高くなることも多いです。
私も表面上は「大企業勤務」と堂々とはしていませんでしたが、内心はプライドを持っていました。
この無駄なプライドのせいで、なかなか大企業を辞めたりする勇気が持てませんでした。
友人や両親にも辞めるなって言われましたからね。やっぱり大企業に勤めてしまうと、どうしても離れるのが怖かったりもったいなかったり感じてしまいます。
冷静に自分の方向性ではないと気づいた
だけど、ふと「このまま60年もここで働くってヤバくないか・・・」と気付きました。全然やりたいこともできていないですし、楽しみといったら毎月の給料かボーナスぐらいです。
目の前の仕事が楽しくないのに、この生活をずっと続けて意味があるのか疑問でしたし、このまま自分に嘘をつき続けるのも疑問でした。
そこで「このままここで働き続けるには無理がある」と理解しました。
大企業を辞める勇気を持った
もちろん、最初はめちゃくちゃ怖かったです。必死になって頑張って、大企業に入って今の地位を築いたわけですから。
年収も高かったですし、周りからの憧れの目線もありました。それを捨てると思うと、一歩が踏み出せずにうじうじしていました。
ただ、「失敗してもなんとかなる」と思うようになりました。最悪、もう一度転職してもいいし、バイトしてれば死ぬことはありませんから。
一歩を踏み出さないと何も始まらない
私は将来的に経営をしてみたいですし、結局は縁のあるベンチャーに転職することにました。
別にベンチャーにいく必要はありませんが、一歩を踏み出さないと何も始まらないし変わらないということは伝えておきたいです。
いつまでもうじうじ悩むぐらいなら、勇気を持って一歩を踏み出しましょう。その一歩から、どんどん変わっていきます。
まとめ:大企業を辞める勇気を持とう!
さて、今回は大企業を辞める勇気を持とうといった話題で解説してきました。簡単に振り返っておきます。
・サンクコスト効果で非合理的な判断はしないようにする
・ゼロベースで考えて、今の会社を続けるべきなのかを判断
・人生100年時代に、我慢して働き続けるには無理がある
・自分のキャリアプランから逆算して考える
・転職は在職中に行うべき
・信用は辞める前に使っておく
大企業を辞めることは、本当に勇気のいることだと思います。
特に初めての転職だと、さらに勇気がいりますよね。
私もめちゃくちゃ不安で、ネガティブなことばかり考えていました。
- 仕事についていけなかったらどうしよう
- 会社が倒産したらどうしよう
- 思っていたのと違う職場だったらどうしよう
言い訳や、やらない理由はいくらでも出てきます。ただ、こんな妄想が実現するのはごく稀な話です。そんな妄想で自分のキャリアを終えてしまうのは、非常にもったいないです。
大企業を辞める勇気を持って、自分らしいキャリアを切り開いていきましょう!
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※大手中堅の転職エージェント。面接対策などの丁寧な対応が好評。
最大手のリクルートエージェント|転職業界の実績No.1
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今回は以上!





